これが私の仕事 |
手がけているのは、航空、防衛、宇宙…。マル秘情報、満載です(笑)。 組み込みソフトの開発をしています。その対象は、重機や飛行機、ロケットまで、多種多様。ソフトウェアは、言わば、機械の“頭脳”。機械的なエンジンパーツを制御し、コントールするものとなります。私は、その仕様書づくりから開発・組み込みを担当しているのですが、プロジェクトの上流部分から携われるので、クライアントのご希望に沿ったご提案ができますね。時には、電子回路の設計などハードウェアの開発に携わることもあります。仕様書に沿って回路図を描き、製品を製作する。半導体は繊細ですから、その取り扱いにも技量が問われます。ソフトとハード、どちらの技術も身につけられるのは、魅力的ですね。自分の思い描いた通りに装置が動くというのは、何度経験しても面白いですよ。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
デビュー戦は、護衛艦の検査システム。 機密情報のため、あまり詳しくは言えないのですが、入社1年目の冬、とある護衛艦の検査システムの担当になりました。先輩から独り立ちして、最初のプロジェクトだったのですが、護衛艦なんて日常で触れることのない未知の領域…!先が見えず、広い航海に取り残されたかのような不安でいっぱいでしたね(苦笑)。まず、電子パーツの名前すら、分からない。専門書と設計図を往復する毎日…。それでも「前に進むしかない」と気持ちを奮い立たせる。小さなミスも許されない仕事ですから、細部まで気を使いながら進めました。そして、ついに完成。その時の晴れやかな気持ちと言ったら、なかなかありません。「このシステムが、日本の平和を守っていくんだ。」あの時の高揚感と使命感が、今も私を前進させてくれています。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
動かしているのは、少年の頃、大好きだったもの。 私が思うIICの魅力。それは、良い意味での“非日常感”ですね。携わる事業が、飛行機などの航空機器や、防衛関連の戦闘機や、護衛艦、また「イプシロン」という人工衛星打ち上げ用のロケット装置まで。男性であれば、多くの人が少年だった頃、憧れたような製品ばかり。そんな一般的なシステムエンジニアでは経験できないプロジェクトに関われるのは、IHIグループならではです。ソフトウェアへの需要が急増する今後、さらに私たちのような技術者の市場価値も高まっていくのではないかと思いますね。 |
|
これまでのキャリア |
[ 2014年 ] 入社後、制御システム事業部 航空・防衛システム部へ配属。 |