これが私の仕事 |
全国のプラントを、診断する。 私の仕事は、クレーンやプラントなど、あらゆるモノの安全を調べること。形状の歪みはないか、動力のブレはないか、応力は適切か…など、その診断内容は様々です。例えば、火力発電所の場合、動力を生み出すボイラーという装置があるのですが、その構造は複雑でなかなか目視では確認することができません。しかし、損傷や変形は事故につながりかねない。そこで用いるのが“3次元形状計測”です。目印となるマーカーを要所に貼り、それを特殊カメラで撮影すると、膨らみや凹みを3次元表示できるのです。対象物の隠れた不具合を見つけ出す。言わば、お医者さんの診断みたいなものですね。この技術は、北海道から沖縄まで全国に求められ、私も各地に“往診”に行っています(笑)。僕らの技術で、国の安全を守る存在の一翼を担えればと思いますね。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
いつも通りの一日を、守る。 工場や発電施設など、日本全国、様々なクライアントと出会い、気づいたこと。それは、身近にある“当たり前”の日常をIICの技術が支えているんだ、ということでした。計測事業部は、新しいものをゼロからつくる仕事より、内容が見えにくく、分かりづらいかもしれない。それでも、“今あるものを、今あるままに”するという意義を誰よりも真剣に考え、実践しているのです。プラントだとほんの小さな変形や傷が、大きな事故につながってしまいますからね。電気が使えて、当たり前。いつもの道を通れて、当たり前。そんな日常を、“当たり前”として守っているのは、私たちなんだ。そんな風に自分たちの仕事に誇りを持って、日々の業務に取り組んでいます。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
仕事と同じぐらい、家族との時間も大切にしたいから。 IHI検査計測に出会ったのは、就活の時。幅広く様々な業界を見ている中で、偶然、説明会に足を運んだのでした。IICを全く知らなかったにも関わらず、その時の説明会は強く印象に残っていた。なぜなら、登壇した先輩社員が、給与のこと、休日のことを、赤裸々に話していたから。そのあっけらかんとした雰囲気に驚き、好感を持ちました。特に、“休日が多い”と真っ先に挙げていたのは、魅力的でした。というのも、私自身、幼い頃は仕事が忙しい父とすれ違いの毎日…。私が眠る頃に帰ってきて、朝起きるともういないという子ども時代を送ってきたため、自分は仕事も充実させつつ、家族との時間も大切にしたいと強く思っていたんです。まだ子どもはいませんが、残業も少なく、休日もしっかりとれるIICなら、その願いも叶えられると思います。 |
|
これまでのキャリア |
[ 2015年 ] 計測事業部 計測技術部へ配属。 |