業種 |
自動車
輸送機器
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本社 |
岡山
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「われわれはお客様に喜ばれる仕事を通じて、全従業員の物心両面の幸せを実現し、お客様に安全と安心を提供し、世の中の発展と繁栄に貢献します。」を経営理念とし、スタビライザーリンクを中心とした自動車部品の開発・製造を手がけている当社。海外にも生産工場や営業拠点を有し、グローバルな成長を続けています。今後も日本の基幹事業である自動車産業を支えながら、多くの自動車づくりに貢献していきます。
2021年度に、当社の売上比率の約37%を誇った主力製品が「スタビライザーリンク」です。スタビライザーリンクは、スタビライザーと左右のサスペンションとをつなぐ「ロッド」として使用される部品です。走行中の横揺れを減少させるスタビライザーの動きをサポートし、安定した走行と快適な乗り心地を実現するために欠かせないものなのです。当社ではこのスタビライザーリンクを年間600万本生産。素材加工からプレス加工、熱処理、切削・研削作業、溶接・接合、組立まで一貫して対応できる生産体制を構築しています。完成した部品は国内外問わず多くの自動車に採用され、ユーザーのカーライフを支えています。
私たちのものづくりに欠かせない技術が、金属を塑性加工する「冷間鍛造」。金属を1000℃以上へ加熱し加工する「熱間鍛造」や金属材料を400~500℃に加熱し加工する「温間鍛造」と違い、加熱せず、金属を打撃・加圧することで加工するのが特徴です。長年培ってきたこの技術を、入社後には丁寧に教えていきます。ぜひベテランの技術者が培ってきた技やノウハウを吸収していってください。また、より高精度なものづくりを実現するために、治具工設備の導入にも注力。最新鋭のNC旋盤やマシニングセンタ、放電加工機なども取りそろえ、ハード面からもものづくりをサポートできる体制を整えています。ぜひ、ともにプロの技術者へ成長していきましょう!
みなさんは、1台の自動車に部品がいくつ使われているかご存知でしょうか?正解は「約3万点」。大小さまざまな部品が機能し、1台の自動車が成り立っています。また、複数の重要部品を製造する企業はあるものの、自動車部品すべてを製造できるメーカーはいません。そのため、部品メーカー各社が、自社で取り扱う部品に関しての専門性を高めながら、日々部品づくりに励んでいます。そんな専門性の高い自動車部品業界のなかで、60年以上歩んできた私たち。自動車部品メーカーのプロとしての知識と技術を向上させ、常に前向きにチャレンジし、世界へ進出してきました。今後も、岡山発のグローバル部品メーカーとして、挑戦し続けていきます。
事業内容 | 冷間鍛造による自動車部品(ボールジョイント・スタビライザーリンク・ロッキングベースなど)の開発・製造
<主要生産部品> ・エアバッグ・インフレーター部品 ・M/Tクラッチ・スピードギヤ部品 ・CVTシフトコントロール部品 ・M/Tシフト・セレクトシャフト部品 ・シートベルト部品 ・A/T CVTバルブスプール ・ロアアームボールジョイントASSY ・スタビライザーリンクASSY ・A/T用部品 ・M/T用部品 |
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設立 | 1961年2月(創業:1960年1月) |
資本金 | 7000万円 |
従業員数 | 168名(2024年1月時点) |
売上高 | 社内規定により非公開 |
代表者 | 代表取締役社長 石黒和之 |
事業所 | 本社・東第1工場/岡山県総社市真壁1515
東第2工場/岡山県総社市真壁1482 西工場/岡山県総社市久代1408-5 <関連会社> Kyoritsu Seiki(Thailand)Co., Ltd(生産工場) Kyoritsu Seiki America, Inc.(営業拠点) |
主要取引先 | 株式会社アイシン
川崎重工業株式会社 ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン株式会社 ジャトコ株式会社 株式会社ダイセル 津田工業株式会社 日産自動車株式会社 ステランティスN.V. 三菱自動車工業株式会社 三菱ふそうトラック・バス株式会社 ほか |
沿革 | 1960年1月/広島県福山市にて創業。三菱自動車工業株式会社水島自動車製作所および三菱電機福山工場の協力工場として、小物部品、ネジ部品の製造を開始。
1961年2月/株式会社共立精機製作所設立。 1965年11月/岡山県総社市真壁1515(水島機械金属工業団地)に移転。 1980年10月/当社初の大型パーツホーマ導入。 1984年4月/株式会社共立精機製作所より株式会社共立精機に社名変更。 1986年10月/石黒節子社長就任。スプールバルブ専用工場稼動開始。 1987年1月/日本EWI株式会社設立(共同出資)。米国・イリノイ州にEWI社を設立。 1988年11月/タイ国・バンコックにBEW社を設立(共同出資)。 1989年3月/西団地へ第三工場建設。 1991年1月/マレーシアエレクトエンジニアリングプレスワーク社とプロトン社向けエンジンマウントの技術援助契約締結。 1993年5月/西団地第三工場を増築。A/Tギヤブランク生産開始。 1999年12月/旧今仙電機工場跡取得、エアバック部品生産開始。 2000年4月/石黒和之社長就任。 2000年11月/ISO9001認証取得。 2001年4月/ダイセル化学工業株式会社向け部品納入開始。 2002年3月/ISO14001認証取得。 2003年4月/ジヤトコ株式会社と取引開始。 2003年6月/本社・第5工場取得。CVT部品生産開始。 2003年9月/ダイムラー・クライスラー社と直接取引開始。 2004年11月/ISO/TS16949(2002年度版)認証取得。 2004年12月/新生EWI社へ出資。 2005年4月/現地法人KYORITSU SEIKI AMERICA Inc(デトロイト設立) 2005年10月/西団地第三工場を増設。スタビライザーリンク増産開始。 2006年3月/ISO14001規格変更(2004年度版)。 2007年5月/三菱製鋼跡地取得。 2011年6月/株式会社共立精機タイ設立 2013年2月/400トン4軸サーボプレス導入(第1次) 2014年7月/「プロジェクター・スタビライザー」開発・発売開始 2015年6月/900トン6段パーツフォーマー導入 2015年10月/400トン4軸サーボプレス導入(第2次) 2016年12月/最新鋭の焼鈍炉導入 |
企業HP | http://www.kyoritsu-seiki.com/ |