この仕事をしていて良かったと思う事は、
就職が決まるとご本人のみならずご家族からも喜びの言葉を聞ける事です。
ご家族に障がいのある方がいると、将来を案じるのは当然だと思います。
就労し自立した生活が送れる事が出来るようになれば、ご家族も安堵されます。
また、支援ネットワークが多岐に渡るので人脈も広がり色々な人と出会う事が出来ますし、
チームで連携していきますが、自分の力量で支援が出来るのも魅力の一つです。
結果が目に見える支援ですので多少なりともプレッシャーはありますが、
利用者の夢や希望を実現するにはどう支援していけば良いかを
自ら考え主体的に進められる楽しさ・やり甲斐がこの仕事にはあります。
失敗する事もあり、折角就職しても長く仕事が続かずに辞めてしまう方もいます。
その度にどこに反省すべき点があったかを見つめ直しますが、
十分なアセスメントが取れていなかったり、利用者のスキルや準備性を見極めきれずに焦って就労させてしまったりすると失敗を起こし易いと肝に銘じています。
3 これからの目標
ダイバーシティ(多様性)な働き方が浸透し始め、
以前に比べると就労困難者でも就労するチャンスが増えてきているので、
これからは障がい者と一緒に働くことが当たり前の社会になってくると思っています。
今後の私の目標は、
出来るだけ多くの障がい者が社会に出て自立した生活が出来るように支援していく事です。
同時に就労困難性の高い利用者も増えているので、
アセスメント能力や専門性を更に高めスキルアップをする必要を感じています。
相談内容も幅広いので、適切な支援が出来るように知識を増やし深めていかなければなりません。
やり甲斐がダイレクトに感じられる仕事なので、ずっと続けていきたいと思っています。