これが私の仕事 |
お客様にデータで感動を与える MSTでの仕事は分析した結果をデータとして報告するだけではありません。
とある依頼で、お客様が仕様の先に期待されることを予見し、仕様通りのデータの裏にさらに追究したデータを忍ばせて担当営業に持参して貰ったことがありました。営業担当は考察を議論して追加の要望を頂いたそうです。さて、頂いた課題を整理しようとデータをめくったその時!お客様と営業担当が忍ばせたデータに気づいてくれました。営業担当にはだまし討ちのようになってしまいましたが、お客様が感動されていたこと、そして営業担当自身も誇らしく思ったと聞きました。+α(付加価値)を付けて報告するということは、技量だけでなくお客様のニーズを読む力も必要です。想像以上の反応に驚きましたが、この経験はその後の仕事において私のモチベーションになっています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
最先端・世界初 私は電子顕微鏡での分析を担当していましたが、MSTに依頼頂くものの中には、機密性の高い最先端の研究に関するものもあり、ドキドキ・ワクワクしながら測定していました。中には世界で初めてというものもあり、論文や教科書にもまだ記載のない初めて見る形状や現象に思わず大声が出てしまう程驚いたという経験もあるくらいです。最先端の技術に触れられることは、この仕事に携わっていく上での面白みでもあり、やりがいでもあると感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
MSTの電子顕微鏡技術を世界一に 私の就職活動は就職氷河期とよばれる時代でした。就職先に悩んでいる時に目にしたのがMSTの会社紹介記事です。電子顕微鏡を扱っているということから興味は持ちましたが、この時点では選考を受ける気持ちはありませんでした。ちょうどタイミングを同じくして、研究室の先輩がMSTに出した分析データを見る機会があったのですが、お世辞にも質の高いデータとは言えませんでした。今思えば黎明期の実力。私自身も偉そうに考えていたとも思いますが、この出来事が自分がMSTの電子顕微鏡技術を世界一にしよう!と入団を決意するきっかけになりました。あれから四半世紀。今では電子顕微鏡を扱う部署はMSTで一番規模の大きなグループに成長しましたが、今でもあの時の信念を持って、お客様の満足以上のデータを提供することに取り組んでいます。 |
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これまでのキャリア |
1998年度入団→故障解析、FIB-TEM、技術営業を担当 |