一般財団法人材料科学技術振興財団

受託分析・データ解析サービス

業種	その他サービス化学／半導体・電子部品・その他／団体・連合会／コンサルタント・専門コンサルタント
本社	東京

インターンシップ＆キャリアの評価（100件～110件）

総合評価
4.73
評価が高い項目
人事とのやりとり 4.75

分析評価部STG
K.N

【出身】慶應義塾大学大学院薬学研究科薬科学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	目立たなくとも丁寧に　MSTの分析を支える縁の下の力持ち私はTEM(透過電子顕微鏡)グループの前処理チームに所属しています。このチームではお客様から届いたサンプルに手を加え、装置での加工、観察が可能なサイズにカットする、サンプルに保護膜を製膜するなどの作業を行っています。この仕事に携わっていて面白いことは、多種多様な種類のサンプルに出会えることです。半導体材料や製品の一部など、半導体技術の最先端を直接目にすることができるのは、サンプルに初めに手を加えるこのチームならではの面白さといえます。また、半導体と直接関わりのないお客様から一風変わった依頼が届くこともあります。普段通りにはいかないようなサンプルに対して創意工夫して手を加え、その工夫が後工程で成果として表れた時にも、この仕事の面白さを感じます。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	先輩の姿を見て自立した社会人を目指しました MSTの職員として働き始め、学生という立場から大きく環境が変わったことで、様々な成長がありました。最も成長を実感できたのは、自立した考え方ができるようになったことです。MSTは新人に大変優しい環境であり、分からないことがあれば先輩が必ず教えてくれます。当然はじめのうちは分からないことばかりなので、そうして先輩に教えてもらう中で仕事を覚えていき、最低限の仕事が出来るようになることが重要です。しかし、いつまでもそのままではなく、自分で考えて判断できるようにならなければ、真に仕事が出来るようにはなりません。先輩に助けられるばかりではなく、先輩と助け合えるような社会人に成長することが私のこれからの目標です。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	専門分野の違う人でもMSTで活躍することができます私は日本の技術発展に貢献していることや、先にMSTに入団していた研究室の先輩が大変楽しそうに仕事をしていたことからMSTに興味を持ち、最終的にMSTを選びました。畑違いの分野出身の為、はじめは不安もありましたが、学生の頃から半導体や分析について学んできた、という職員は想像よりも少数でした。先輩方が親切に指導してくれることもあり、私はすぐに仕事に慣れることができました。

これまでのキャリア	2021年度入団→分析評価部STGにてTEM(前処理)を担当

この仕事のポイント

	基礎研究
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	慎重さと正確さが問われる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

学生の皆さんには就職活動で自分の将来の仕事について大いに悩み、自分と向き合っていただきたいと思います。社会は学生の頃に想像していたよりもずっと広いです。自分の専門分野だけでなく、是非視野を広く持ち、様々な職種、分野を検討してみてください。そしてその時に、日本の科学技術を支えるMSTに魅力を感じ、就職先の候補として考えていただければ幸いです。