今回は、学生の皆さんからよくいただく「就活の悩み」に採用担当の目線からお答えしていきます。
テーマは・・・自己分析!
「自己分析がうまくできません…」という相談、多いんです。
「自己分析って何をすればいいのか分からない」
「そもそも、自分に向いている仕事が分からない」
…その気持ち、すごくよく分かります。私自身も、就活時期は悩みました。
自己分析って、なんとなく始めると正解が見えずにどんどん迷子になってしまうんですよね。
「自己分析=自分の短所と長所を言えるようにすること」と思われがちですが、それだけではありません。
私たちが選考の中で知りたいのは、「あなたらしさ」がどんなところにあるのか、ということ。
過去に頑張った経験・嬉しかったこと・怒ったこと・悩んだことなど、いろんな場面を振り返って、
「自分がどう感じたか」「何を大切にしているか」を探してみましょう。
たとえば・・・
■ 部活でチームをまとめた経験 → 自分が得意なのは“調整役”かも?
■ アルバイトで苦情対応を乗り越えた → 目の前の人に真摯に向き合えるタイプかも?
■ 文化祭でこだわって作った出し物 → 実は“ものづくり”や“形にすること”が好きかも?
そんなふうに、出来事と感情をセットで振り返ると、自分らしさが見えてくるのではないかな、と思います。
それと、他己分析も大事です!
私自身、他人に聞くことで自分のことがより理解できた経験があります!
「自分のことを自分でわかるのが自己分析」と思いがちですが、実は、他人からのフィードバックもとても有効です。
友達や家族、先生に「自分ってどんなタイプに見える?」と聞いてみると、
「えっ、自分では気づいてなかった!」という発見があるかもしれません。
自己分析って、やればやるほど「これで合ってるのかな?」と不安になってしまうもの。
でも、自己分析に“正解”はないと思います。
選考を受ける中で、「あ、こういう仕事好きかも」「こんな働き方は向いてないな」と気づいていくことも大切です。
大事なのは“自分らしい軸”を少しずつ見つけていくこと!
迷いながらでもOK。まずは振り返りを始めてみることが第一歩です!
株式会社ダイムワカイ 秋山京子