「志望動機をどう書けばいいか分からない…」
就活を始めたばかりの皆さんから、よく聞く悩みの一つです。
実際、私たち人事も面接で「それ、どの会社にも言えそう…」と思ってしまうことが多々あります。
でも裏を返せば、少しの工夫で「伝わる志望動機」になるチャンスがあるということ!
今回は人事目線で、志望動機の考え方とまとめ方をわかりやすく解説します。
志望動機は「3つの軸」で考える
志望動機は、以下の3つを意識して整理すると説得力が増します。
1. 「なぜその業界なのか」
まずは業界全体に対して、自分がなぜ関心を持っているのかを説明しましょう。
例えば・・・
「ものづくりに関わりたい」
「インフラを支える仕事に魅力を感じた」
「建設現場で働く人の姿に憧れた」
2. 「なぜその会社なのか」
ここが最重要!他社と比べて、なぜその会社を選んだのかを伝える部分です。
会社の特徴・理念・事業内容・社風などを具体的に調べて、「この部分に共感した」「自分の価値観と合う」といった形で書くとGOOD。
例えば・・・
「女性社員が多く、性別に関係なく活躍できる環境に惹かれた」
「地域密着で街づくりに貢献している姿勢に共感した」
3. 「入社後にどう活躍したいか」
最後に、「入ったら終わり」ではなく「入って何がしたいのか」を一言でも添えましょう。
例えば・・・
「お客様と現場の橋渡しができる存在になりたい」
「技術を学び、将来はチームをまとめる立場になりたい」
志望動機は、いわば「あなたがその会社にどれだけ本気か」を伝える場。
完璧な文章でなくても、「自分の言葉」で、「自分なりに調べた結果」をもとに書かれていれば、人事にはちゃんと伝わります。
迷ったら、まずは「なぜ働きたいと思ったのか」から言葉にしてみましょう。
株式会社ダイムワカイ 採用担当(兼務) 秋山京子