なぜマナーが大切なのでしょうか?
「マナー」と聞くと、堅苦しく感じる方もいるかもしれません。
しかし、就職活動においてのマナーは、相手に対する配慮や思いやりを形にしたものだと思います。
私たち人事は、履歴書の内容だけでなく、日常のふるまいや言葉遣いから人柄を見ています。
今回は、人事の立場から選考の場で押さえておいてほしい「最低限のマナー」をお伝えします。
最低限のマナー 1 【時間を守る】
時間厳守は社会人としての基本中の基本です。
・遅刻しそうなときは、必ず事前に連絡を入れる
・オンライン面接では、5分前にはログインしておく
時間に対する姿勢は、信頼感に直結します。逆に、1回の遅刻や無断キャンセルで印象は
大きく下がります。日頃から5分前行動を意識して行動してみましょう。
最低限のマナー 2 【言葉遣いに気を配る】
選考では丁寧な言葉遣いを意識しましょう。
難しい敬語を使う必要はありませんが、以下のような点に気をつけると好印象です。
・「ご苦労様です」→「お疲れ様です」
・「了解しました」→「承知しました」
・「~っすね」→「~ですね」
・「うん」→「はい」
話し方には、その人の習慣や人間関係の築き方が表れます。
自分の相づちの仕方や口癖も気にしてみると意外と変な言葉遣いが見つかることがありますよ!
最低限のマナー 3 【服装&身だしなみ】
企業によって服装の自由度は違うかとは思いますが、「清潔感」があることが第一です。
・スーツでも私服でも「だらしなく見えないか」をチェック
・カメラ映りを意識して、オンライン面接でも身だしなみに注意!
身だしなみは、自分をどう見せるかという意識の表れでもありますね。
最低限のマナー 4 【連絡への対応】
メールや電話への返答もマナーの一部です。
・メールの返信は原則24時間以内に!
・件名や挨拶文も忘れずに! (例) 「〇〇選考のご連絡、ありがとうございます」)
・用件が変わったときは、こまめに連絡を!
企業とのやり取りを丁寧に行うことで、「一緒に仕事ができそう」と思ってもらえる可能性が
高まると思います。やっぱり報連相は大事なのです。
以上の4つは、入社してからも当たり前に大事にすべき最低限のマナーです。
就活のためだけの一時的な「型」ではなく、社会人として信頼される土台として・・・
形式的にこなすのではなく、相手への思いやりとして・・・そんな風に考えてもらえたらと思います。
ぜひ、今日からできるところから意識してみてください。
マナーはあなたの魅力を引き立ててくれると思いますよ。
株式会社ダイムワカイ 採用担当(兼務) 秋山京子