これが私の仕事 |
【食品メーカー】環境変化に耐えうる農業資材の開発 現在は、農作物が厳しい環境ストレス下でも育つことが出来るための「資材開発」に携わっています。具体的な研究作業としては、植物を育て、育てた植物に処理液を散布し、その影響力・発芽率・遺伝子の発現などの軸から評価を行っています。この研究によって、高温や乾燥など、昨今の地球温暖化に紐づく環境変化にも対応しうる、新たな製品開発に貢献できるんです。大学の研究室では、主に動物の細胞培養を行っていたため、植物へのアプローチは今回の就業先が初めての経験でした。けれど、無菌環境での繊細な作業や、実験の記録方法など、活かせる部分も多くありました。仕事を手がけて、現在1年8カ月。最初は不明点をどう解決するか、先が見えない事もありましたが、先輩方が都度教えてくださることもあり、今では目星がつけられるようになりました。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
地道な研究記録が、新たな発見に繋がるとき! 上司がまとめた報告書や論文に、自分の実験結果やデータが用いられていた時が、嬉しい瞬間ですね。「丁寧にデータを取ってくれたので、良い報告書になりました」というありがたい言葉を頂く機会もあります。この結果を得るためには、多くの時間とプロセスを要します。まずは植物自体を育てるのに約2週間、処理を施してから観測までに約2週間。それをサンプリングし、データを取るまでに約1週間…。どの工程が欠けても実験の結果は得られません。また、毎日変化を観察していくのですが、データだけでなく見た目でもその変化の所見を記録していかなくてはならないんです。前例がある研究ではないため、見落としが無いよう、慎重に観察していく必要があります。これらの工程を経て、データが完成し、研究や商品開発の一助となる事がやりがいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「再生医療」研究の夢を叶えたい!想いに応えてくれる会社でした 大学の研究室で「再生医療」に繋がる研究をしたことをきっかけに、将来も「医療分野」や「再生医療」に関わる研究で新しいものを生み出すことに貢献したいと志すようになりました。一方で、学部卒という事もあり研究の道は狭き門かもしれない、という不安もあったんです。そんな中で出会ったのがエウレカ社。入社後の研修が手厚く、ビジネスマナーなど基礎的な社会人研修もあったため、入社してからも安心だという点と、何より研究職ができるという点に惹かれて選考に進みました。面接の際に目指すキャリアを話したところ「医薬品関連企業や再生医療のプロジェクトもありますよ」という嬉しい言葉が!「ここでなら夢を実現できる」そんな安心感が、入社を後押ししてくれました。 |
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これまでのキャリア |
2022年4月新卒入社後、農業資材の研究に携わっています。 |