日本海工は、2026年に創業100周年を迎える、海洋土木のスペシャリスト集団です。地盤改良を柱に海と陸の両方で土木事業を展開し、これまでに培ってきた実績、技術力、そしてノウハウを駆使して、羽田空港や関西国際空港、中部国際空港などの大規模プロジェクトにも携わってきました。私たちのキーワードは『もっと深く』。人や技術、そして海との調和を追求しながら、絶え間ないチャレンジ精神で、新たな価値を創り出しています。
海難救助や沈没船の引き上げ事業など、サルベージの会社として創業した当社は、海上・陸上の地盤改良工事への進出をきっかけに、さまざまなプロジェクトに参画してきました。現在は「海への恩返し」というコンセプトのもと、海洋環境や海洋エネルギーなどの高まるニーズに対応する取り組みを「もっと深く」をキーワードに進めています。もっと深い探求心で革新的な技術開発に挑戦し、それをもとにしたもっと深い海洋開発、人との関わりをもっと深く。私たちは今後も、和と技の技術者集団としてどんなことも可能にするチャレンジ精神でニーズに応え、人々が安心して暮らせる社会の創造に貢献していきます。
私たちは、地盤改良工事で培った豊富なノウハウを活かし、羽田空港や関西国際空港、中部国際空港、東京湾、伊勢湾、大阪湾など、数々の空港や港の基盤を支えてきました。地盤の状況や規模に応じて、安全かつ最適な手法で施工を行い、多くのクライアントから信頼を獲得してきました。事業は、兵庫の本社を拠点に、東京、愛知、福岡、沖縄、明石に支店・営業所を展開し、全国規模で工事を請け負っています。私たちの実績と技術力で、日本のインフラを支え続けています。
海洋土木工事の分野で安定した事業基盤をもつ当社ですが、現在も技術を磨き新領域事業に進出しています。それが、あらゆる環境下で安定した作業を可能にする、アクアドローン「ロボセン」です。少子高齢化、生産年齢人口の減少が進む中、ロボット技術は、幅広い分野で社会課題を解決する可能性が期待されています。当社では社会インフラ整備や海環境再生などに対する有効的なロボット技術の提供や、養殖漁業を支援する技術の提供を視野に、ロボット技術の開発に取り組んでいます。
事業内容 | ◆土木工事業
◆とび土工工事業 ◆鋼構造物工事業 ◆ほ装工事業 ◆しゅんせつ工事業 ◆水道施設工事業 |
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設立 | 1956年 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 115名 |
売上高 | 38億8,000万円(2024年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 山下 聖一郎 |
事業所 | ◆本社
兵庫県神戸市中央区伊藤町119番地 大樹生命神戸三宮ビル ◆東京支店 東京都大田区大森北1丁目11-1 柳原大森ビル ◆名古屋支店 愛知県名古屋市港区川西通3丁目27-2 ◆九州支店 福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目14-25 新幹線2号館ビル ◆沖縄営業所 沖縄県那覇市銘苅3丁目11-18 スカイハイツ ◆明石営業所 兵庫県明石市二見町東二見897-2 |
沿革 | 大正15年
株式会社村上海事工業所創立。内外艦船の海難救助に従事 昭和21年 株式会社ファーストサルベージ設立。沈艦船引揚げ及び航路啓開作業 昭和31年 日本海工株式会社設立 昭和38年 サンドドレーン専用船「第1光号」就航 昭和39年 初の海外工事参画(インドネシア・海軍ドック建設工事) 昭和49年 SS-P工法の第1船「第21光号」建造。海上SS-P工事受注 昭和60年 羽田沖埋立地護岸地盤改良工事参画 昭和61年 関西国際空港地盤改良工事参画 平成4年 シンガポールマリーナベイ・タンジョンルー工事参画 平成10年 関西国際空港2期工事参画 平成12年 中部国際空港工事参画 平成19年 東京国際空港D滑走路工事参画 令和2年 STEP-IT工法技術審査証明書取得。ロボセン(四胴ロボット船)事業化 令和2年 新本牧ふ頭整備事業参画 令和5年 「港湾関連民間技術の確認審査・評価事業」評価証(第22006号)を取得 |
ホームページ | https://www.nipponkaiko.co.jp/ |