これが私の仕事 |
生産者の皆様に喜んでいただける新品種の開発 くにさだ育種農場にて非結球レタスの正担当、結球レタスの副担当としてブリーダーを任されています。仕事内容は、生産者の皆様のお困り事をお聞きし、様々な栽培試験を通して生産者の方々に喜んでいただける新しい品種の開発を行うことです。そもそも生き物を観察することが好きなこともあり、栽培試験で様々な品種の生育を見ることができることを気に入っています。そうして見つけた品種ごとのクセや栽培のコツを生産者の方々にアドバイスとしてお伝えすることもあります。
仕事において心掛けていることは、前もって計画を立てるようにすることです。ブリーダーは研究開発だけでなく技術営業職の側面もあり、仕事内容が多岐に渡ります。そのため、最低でも1か月先の予定をあらかじめ決めておき、柔軟に対応できるよう意識しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の失敗を生産者の成功体験につなげていく楽しさ 苗を仕立てる野菜は、育苗で躓いてしまうとその後の生育に大きく影響します。私も配属後半年程で苗の管理を任されるようになりましたが、水をやりすぎてうまく育たなかったり、逆に水をやらなさすぎて枯らしてしまったりと失敗の連続でした。しかし失敗をしたからこそ気がつくこともあります。レタス生産者様を訪問した際に苗を拝見し、生育から生産者様自身も気づかれていなかった水のやり方の手癖に問題を見つけました。水やりの具合や温度管理を指導したところ、「やっとちゃんとした苗を育てられた」とお礼を頂きました。自分が失敗をしたからこそ生産者の皆様に喜んでいただけることは、自分自身で栽培するだけでなく指導も行う技術職ならではの特徴かと思います。これからもしっかり失敗して生産者の方の成功に繋げていけるよう頑張っていきます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
食の源である農業を総合的にサポートする会社だったから 幼い頃から畑や水田が身近な環境で育ったこともあり、農業や食品関係の業界には元々興味がありました。就職活動を通じていろいろな企業を知る中で、カネコ種苗は新品種の開発だけでなく、農薬や資材の卸売でも活躍しており、農業のインフラ面を支えていることに魅力を感じ、カネコ種苗への入社を決めました。
入社後は技術職として他部署の営業担当の方と同行する機会が度々ありますが、部署ごとの特色を活かしながら生産者の皆様に協力していく姿勢は、どの部署であっても変わりません。私もまだまだ未熟者ではありますが、新品種の開発や栽培指導を通して、より生産者の皆様の力になれるよう努力していこうと思うことができる雰囲気や職場環境は非常に気に入っています。 |
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これまでのキャリア |
2019年4月に新卒入社。3ヶ月の仮配属期間を経て、2019年7月にくにさだ育種農場第2グループに配属。 |