これが私の仕事 |
白衣に作業着に、サツマイモの育種 波志江研究所にてサツマイモの育種を上司と共に行っています。「研究所」との名前ですが、白衣作業だけでなく作業着を着て屋外での作業も行います。白衣を着て行う中仕事には、試験系統のウイルスフリー化や継代培養、食味調査等があります。育種するうえで自分がサツマイモを栽培できることは、農家さんに対して品種の特徴や栽培のポイント等を説明するうえで重要になります。そのため、社内圃場やサツマイモ産地の農家さんに協力していただき自らの手で植付けから掘り取りまで試験栽培を行います。また、新品種を売り出すためにはその品種のアピールポイントについて社内の営業担当に伝えることも必要になります。所属名は波志江研究所ではありますが、苗の準備から栽培、掘り取り、営業まで幅広く担当することができるやりがいのあるポジションです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
食味担当としての成長 幸運なことに、入社1年目にしてサツマイモの新品種の品種登録に立ち会うことができました。サツマイモの品種登録には、地上部や収穫物等多岐にわたる調査項目を調べないといけません。登録に必要なほとんどの調査は上司と共に進めて行きました。ただ、調査項目の一つである食味の調査に関しては私が主となって進めることになりました。調査の手法については前任の先輩から聞いていましたが、1年目ということで、まだまだわからないことがいっぱいで不安を感じていました。最初の頃は慣れない作業で先輩社員にアドバイスをもらいながら仕事を進めていましたが、経験を積むごとに、より効率的に正確なデータを取れるようになり、成長を感じました。調査した結果が品種登録のデータとして使われたことはすごく嬉しかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「農業総合企業」としての強み カネコ種苗を選んだ大きい理由の一つに、カネコ種苗が農業総合企業であるということです。もともと農業系の職に就きたいと思っていたこともあり、当社のインターンシップに参加し、就活中にも種苗会社の説明会等に複数社参加しました。種苗会社というと、花や野菜の種苗を販売したり、新しい品種を育種したりすることは共通していました。ただ、カネコ種苗では、「農業総合企業」との説明を受け、その内容は農業に必要な資材や農薬、種苗等幅広く対応しており、育種して新品種を作り出すメーカーとしての機能はもちろん、農薬や資材など卸としての働きもあり農業と強く関わっているところにとても惹かれました。実際に仕事では、研究職としての業務の他にも営業職のような業務も担当するため大変ではありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。 |
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これまでのキャリア |
2020年4月に新卒入社。3ヶ月間の仮配属期間を経て、波志江研究所に配属。現在に至る。 |