「志望動機ってどうまとめればいいの?」
志望動機とはなんぞや
就活生が苦しむものとして、5本……そこまででもないか、10本の指のうちには入るかと思います。
今回はその志望動機に必要なこと、について書いていきます。
志望動機、という文字列のみだとややこしいので、まず「動機」の部分に絞ってみましょう。使用例だとミステリー小説について回る犯行動機、などが挙げられますね。
その犯行動機とは何かをより分解すると、「犯罪という手段を取ってまで、犯人が目指す目的を達成する道を突き進んだ理由」、と書くべきでしょうか。
(当然犯罪は許されるものでも、許されるべきものでもありませんよ)
そしたらこれを就活用に置き換えます。
「エントリーという手段を取ってまで、他社ではなく御社への就職を達成する道を突き進んだ理由」
あたりでしょうか。もちろん合法です。
そうすると幾らか志望動機に対する透明度が上がるかと思います。会社理念、経営方針、社会貢献、業務内容、会社が生み出しているもの。どれかは自分の過去や自分の夢とリンクしているから、あなたはそこを選び、数少ない学生生活の中で、労力を割いて、履歴書を書くという段階に到達したはずです。
この理由を書いていくうえで注意すべきは二つ。
1.その理由が他社との比較ではないことです。
その理由は単純で、仮に比較した項目で御社、比較先以外の第三の会社が、御社を上回る条件を出したとき、御社を切って第三の会社に傾きます、と明示しているようなものだからです。
2.理由が一文程度で短くまとめられるもの、であることです。
これもまた難しいものではなく、長いと面接で話すときに時間を要するからです。端的に短く説明できない、それだけで面接においては好印象にはなりません。また準備していても緊張などで忘れるリスクも高まります。
志望動機の軸で上の2点が守れた後は、あとはその補強となる項目を説明する準備、といった段階に入ります。
この志望動機の軸は、やたらめったら数を用意すればよいものでもありません。1つないし2つ、会社とむすびつけるものを用意し、掘り下げておけばよいのです。
それ以上を詳細に説明できるほど、意外と面接の時間は長くはありませんから。
志望動機に必要なこと、この項目があなたの就活の一助となれば幸いです。
少しでも当社に興味を持っていただけたら、ぜひ会社説明会へのご予約をお願いします!