業種 |
重電・産業用電気機器
精密機器/機械/半導体・電子部品・その他/総合電機(電気・電子機器)
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本社 |
東京
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シンフォニアテクノロジーは、航空宇宙、半導体などのハイテク分野から、鉄道、自動車、空港、上下水道など生活を支えるインフラまで、多彩な12事業を展開する「BtoB電機メーカー」です。
さらに近年では、iPS 細胞など再生医療に関わる分野や、未来の農業の自動化にも貢献。
私たちの100年の歴史は挑戦の歴史です。
「シンフォニアテクノロジーでなければ!」と求められる、繊細で高度な分野の技術をたくさん持っています。
1917年に船舶用発電機の開発からスタートし、3年後の1920年には航空機分野に進出。100年後の現在は、ロケット制御のアクチュエータなど航空宇宙分野にも幅広く貢献。世界トップクラスのシェアを誇る半導体搬送装置、製造工場の自動化に欠かせないモーションシステム、EV車の試験装置や鉄道の車両制御装置など、常に「一歩先を行く技術」で多彩な産業の成長を支えてきました。これら12領域の事業に加え、現在はiPS 細胞など再生医療に関わる自動細胞培養装置、農業の省人化・自動化システムなども開発。高い技術力を持つ人財が社内でクロスオーバーし、新しい分野への可能性を見出すことで、社員全員が挑戦できる土壌があります。
既存の12事業に加え、新しい分野にも次々に挑戦を続ける当社では、各事業に属する人数が小規模です。一人ひとりが担当する業務範囲が広いので、若いうちから裁量をもって取り組み、「試してみよう」「挑戦してみよう」という活気にあふれています。一般的に、新入社員は最初の10年間は配属された分野で知識や経験を積みますが、毎年行われるキャリア形成のための面談を通して、よりチャレンジしたい部門へ数年で異動する例もあります。また、当社製品には量産品は少なく、ほとんどが顧客ニーズに合わせて製造する受注生産品。技術者も商談の場で意見を求められることが多いため、若いうちから主体的に考え、チームワークの中で成長していきます。
研修用施設は伊勢にあり、新入社員は基礎研修の3カ月間をここで過ごします。7月に配属先が決まった後はグループ毎に必要な専門知識を学び、翌年4月から本配属となります。7月以降は3年間に渡って先輩社員が指導員となり、若手社員は半年ごとに自らの仕事の取組みについて発表を行います。その後の教育システムや研修も多彩で、eラー二ング、各種資格取得のためのプログラム、経営層が行う講義など、毎年さまざまなメニューを作成・追加。ITを使いこなすための集中講座など日々の業務を支える内容も豊富なので、学生時代の専攻に関わらず仕事に取り組めます。
事業内容 | ~~ シンフォニアテクノロジーが奏でる12の事業領域 ~~
空港で見かける特殊車両やアミューズメント施設でのプリントシール機など日々の生活で「目に触れる」ものから、 半導体製造装置や上下水道電気設備など人々の生活を 「陰で支える」ものまで、社会のさまざまな場所で当社の製品・技術力が活躍しています。 (1)航空宇宙 国内唯一の航空機用電源システムメーカーとして航空機やヘリコプター、 宇宙ロケット用大容量電動サーボアクチュエータなどを開発・提供。 主な取引先:航空機やロケットを製作する重工業メーカー、防衛省 (2)大型搬送システム 航空機の牽引、乗員・乗客の乗り降り、貨物搬入などをサポートする 空港地上支援車両、超重量物を運ぶ産業車両の開発・提供。 主な取引先:国内外の空港 (3)自動車用試験装置 ハイブリッド電気自動車や燃料電池自動車など、次世代自動車の 各種実験装置・検証装置の開発・提供。 主な取引先:自動車メーカー、エンジン・モーターなどを製作する自動車関連メーカー (4)モーションシステム 世界で初めてHD(High Density=高力密度)リニアモータの磁気回路を採用した、 レシプロモータや、FA機器産業用ロボットなどの心臓部ともいえるサーボアクチュエータの開発、提供。電気自動車に使用されるインホイールモータの開発・提供。 主な取引先:自動車メーカー、FAメーカー 、半導体メーカー、液晶メーカー、繊維機械メーカー (5)クリーン搬送機器(半導体) 今や産業のコメと称されスマートフォンやパソコンなどに欠かせない半導体の製造現場で、製品の品質と効率化を支える各種半導体製造装置の開発・提供。 主な取引先:国内外の半導体メーカー (6)クラッチ・ブレーキ 産業用ロボットや工作機械の動作をコントロールするクラッチ・ブレーキの開発・提供。 主な取引先:自動車、FA、医療、昇降機、印刷機などの各種メーカー (7)振動機 食品や化学分野の生産ライン、ゴミ処理場のラインなどで、振動の力を利用し、素材や部品の搬送・供給を 行う振動搬送機器の開発・提供。 主な取引先: 食品メーカー、化学メーカー、医薬品メーカー、ごみ処理施設など多岐 (8)パーツフィーダ 一般産業部品からスマートフォン用の精密微小部品まで、高速で部品供給・整列搬送を行う パーツフィーダの開発・提供。 主な取引先:精密機器メーカー、食品メーカー、自動車メーカー、医薬品メーカー (9)産業インフラ 資源リサイクル・電力の供給を目的とした産業機器や高効率発電機、 超高真空溶解炉、航空機整備用電源などの開発・提供。 主な取引先:民間生産財メーカー全般、防衛省 (10)社会インフラ 上下水道や、道路交通システム、大気常時観測システム、小規模スマートグリッドシステムなど、 さまざまな社会インフラの電気設備や監視制御システムの開発・提供。 主な取引先:地方自治体、官公庁 (11)車両制御機器 鉄道交通の安全かつ快適な運航、運転をサポートする速度検出器など、鉄道車両用電動品の開発・提供。 主な取引先:鉄道会社、建設機械メーカー (12)プリンタシステム プリントシール機やカードゲーム機などのアミューズメント分野で利用される 世界最高速の昇華型フルカラープリンタの開発・提供。 主な取引先:大手印刷メーカー、ゲーム機メーカー、プリントシール機メーカーなど その他 EV・HEV分野、農業の省人化・自動化システムなど、 近い将来に需要が高まる市場に注力し、 100年の歴史で培った技術と環境分野へのノウハウを活かして、積極的に新事業にチャレ ンジしています! 再生医療分野では、iPS 細胞などの「自動細胞培養装置」の開発を進め、2021年に製品化。「CellQualia」というブランド名で事業展開を進めています。 |
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創業/設立 | 創業:1917年5月(大正6年)
設立:1949年8月(昭和24年) |
資本金 | 101億5,696万円(2024年3月末現在) |
従業員数 | 3,683人(2024年3月末現在/連結)
1,965人(2024年3月末現在/単独) |
売上高 | 2023年度 売上高1026億円
2022年度 売上高1088億円 2021年度 売上高945億円 2020年度 売上高873億円 2019年度 売上高897億円 2018年度 売上高941億円 2017年度 売上高903億円 2016年度 売上高842億円 2015年度 売上高801億円 |
代表者 | 代表取締役社長 平野 新一 |
事業所 | <本社>
■東京都港区 <支社> ■大阪、名古屋 <支店> 九州支店/福岡県福岡市博多区 <営業所> 札幌、仙台、新潟、つくば(茨城) 千葉、横浜、富山 静岡、豊橋(愛知)、伊勢(三重) 和歌山、加古川(兵庫) 高松(香川)、徳島、松山(愛媛) 広島、下関(山口)、熊本 <製作所> 愛知県豊橋市、三重県伊勢市、三重県鳥羽市 |
工場案内 | ■豊橋製作所/愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150
【敷地面積】 約22万3,000平方メートル (東京ドームの4.5個分!) 【主要生産】 半導体製造関連装置 インフラシステム 上下水道用電気設備 自動車用試験装置 振動搬送装置 パーツフィーダ コントローラ 高効率発電機 金属熱加工装置 ■伊勢製作所/三重県伊勢市竹ヶ鼻町100 【敷地面積】 約19万8,000平方メートル 【主要生産】 産業車両 空港支援車両 航空宇宙用電子機器 電磁クラッチ/ブレーキ 車両制御機器 カラープリンタ ■鳥羽工場/三重県鳥羽市鳥羽1-19-1 【敷地面積】 約6万3,000平方メートル 【主要生産】 AC/DCサーボモータ 小形DCモータ 繊維モータ 専用用途向け小形モータ 自動車用電装品 |
関連企業 | <国内>
株式会社アイ・シー・エス、シンフォニアエンジニアリング株式会社 シンフォニア商事株式会社、株式会社大崎電業社 株式会社S&Sエンジニアリング、シンフォニアマイクロテック株式会社 <海外> シンガポール、タイ(バンコク営業所、工場)、中国(上海、天津)、インドネシア(ジャカルタ)、アメリカ、ベトナム |
沿革 | 1917年 鳥羽造船所内に電機工場設立。シンフォニアテクノロジーの基礎となる。
1920年 航空機用風車式発電機開発。 1921年 (株)神戸製鋼所、同社鳥羽工場となる。 1927年 電磁クラッチの生産を開始。 1941年 三重県伊勢市に伊勢工場(現伊勢製作所)を開設。 1949年 (株)神戸製鋼所より独立。神鋼電機(株)となる。 振動機の生産を開始。 1951年 自動切符販売機の生産を開始。 1952年 航空機用電装品の生産を再開。 1965年 愛知県豊橋市に豊橋工場(現豊橋製作所)を開設。 1969年 三重県鳥羽市に小形電動機工場を新設。 無人車システムを開発。 1974年 産業用コンピュータを開発。 1978年 サーマルプリンタの生産を開始。 1981年 豊橋製作所内にコンピュータソフトウェア工場を新設。 リニアモータ式搬送システムを開発。 1982年 カラープリンタの生産を開始。 1985年 豊橋製作所内に電子技術センターを新設。真空誘導炉を開発。 1987年 クリーンルーム用移動ロボットを開発。 1988年 伊勢製作所内に薄膜IC製造設備を新設。 1991年 伊勢製作所内に新航空電機工場を新設。 2003年 小形風力発電装置「そよ風くん」を販売開始。 2004年 東京都港区へ本社移転。 2005年 小形偽造紙幣鑑別機を販売開始。 マイクロ水力発電装置を開発。 アクティブ制振装置を開発。 2006年 株式会社S&Sエンジニアリングを設立。 ハイスピードプリンタを発表。 2007年 豊橋製作所内に半導体・液晶機器工場新設。 豊橋製作所内に自動車用試験装置実験棟新設。 2008年 伊勢製作所内に総合ビル新設。 2009年 伊勢製作所内に研究開発実験センター新設。 4月、「シンフォニアテクノロジー株式会社」に社名変更。 2010年 株式会社ダイケン(現:シンフォニアマイクロテック株式会社)の全株式取得。 連結子会社へ。 12月、海外拠点を中国上海に設立。 2011年 シンフォニアテクノロジー(タイ)株式会社バンコク営業所開設。 2012年 インドネシア ジャカルタに駐在員事務所を開設。 2013年 シンフォニアテクノロジー(上海)株式会社の広州営業所開設。 2014年 豊橋製作所に技術開発センターを新設。 インドネシア駐在員事務所を法人化しシンフォニアテクノロジー(インドネシア)株式会社 を設立。 アメリカ・カリフォルニアに現地法人シンフォニアテクノロジー(アメリカ)株式会社を設立。 2016年 シンフォニアマイクロテック(ベトナム)有限会社が新工場(ハノイ近郊)を新設。 2017年 創業100周年。 2019年 豊橋技術科学大学と「シンフォニアテクノロジー次世代スマートファクトリー 共同研究講 座」を開設 2020年 豊橋製作所内クリーン搬送機器工場を増築 |
主要取引先 | 泉、三友工業、新日本造機、シンフォニアエンジニアリング、神鋼商事、鈴木塗装、双日エアロスペース、大日本印刷、中部富士電機、東京都、東芝ホクト電子、日産自動車、日本下水道事業団、日立ハイテクノロジーズ、森田電機産業、他多数(50音順、敬称略) |
ISO9001、14001認証取得 | 豊橋製作所・伊勢製作所においてISO9001、ISO14001を認証取得しています。
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