株式会社デジタル・スパイス

2001年の設立以来、電気電子設計や機械設計、ソフトウェア開発などで多数の実績を積み重ねてきた当社。2020年には、M&Aにより東証一部（現・東証プライム市場）上場企業「株式会社アルプス技研」のグループ会社となり、安定的な経営基盤を構築しています。そんな当社は、アルプス技研グループの理念である「Heart to Heart」の実践にも努めているところ。これは、自分を律すこと、そして相手にも思いやりと厳しさをもって接することなど、人間関係の大切さを表している言葉です。また、自社の技術や製品に心をこめるという意味もあります。私たちはこれからも、人と人とのつながりを大切にしながら仕事に取り組んでいきます。

幅広い分野で当社の製品は活用されています。食品分野においては、アイスクリームスティックを自動挿入する「スティックインサーター」を開発。高速かつ正確にアイスクリームスティックの挿入を行なえる機械で、コストダウンと安定的な生産に貢献しています。また、2024年1月に月面着陸に成功した小型月着陸実証機（SLIM）にも、当社の技術が反映されているのです。小型プローブの基板や分光カメラの製作への貢献が評価され、宇宙航空研究開発機構（JAXA）より感謝状をいただきました。そのほかにも、医療機器向けアプリケーションを開発したり、自動車関連製品の製造に携わったりと、豊富な実績と高い技術力を有することが特徴です。

社員一人ひとりにとって働きやすい職場環境を目指している当社。年間休日数については、これまで117日だったところを、2024年度から122日に増やしました。また、月平均残業時間は15時間と少なめで、毎週水曜日をノー残業デーに設定。さらに新入社員の場合、OJT期間は定時退社を徹底し、無理なく仕事に慣れてもらえるように配慮しています。このような環境のもとで、社員はワークライフバランスを大切に、メリハリをつけて活躍中です。そのほか、U・Iターン支援として引っ越しにかかる費用を補助するなど、さまざまな面で社員をサポートすべく、福利厚生の充実を図っています。