これが私の仕事 |
ロケット用慣性装置と宇宙ステーションの実験装置 一つめは「ロケット用慣性装置の構造設計および解析」です。ロケットの過酷なフライト環境に耐えうる筺体、慣性センサ部の構造設計を行ない、強度/熱解析ならびに評価試験を実施するなど製品開発の構造設計にかかわる全般に携わっています。
二つ目は「国際宇宙ステーションの実験装置コンポーネント開発」です。実験装置開発を行う得意先、実験技術の有識者の要求を満足する製品開発を心掛け、構造設計から各種解析、試験まで携わっています。近年では軌道上での実験結果を受けた機能強化、追加などコンポーネント改修を行なっております。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
設計に携わったロケットが打ちあがった瞬間 ロケット用慣性装置です。飛行中のロケットの姿勢を計測する装置であり、衛星の打ち上げ精度にかかわるキー技術とされています。
これまで3つのロケット用慣性装置の製品開発に携わり、はじめは過去に開発された装置の流用設計ということから解析業務にしか携わることができませんでした。
それでもフライト成功の報道を受ける度に製品設計に携われたことを喜び、成功に安堵しました。また、とあるロケットでは構造設計から解析、試験業務まで製品開発の構造設計にかかわる全般に携わることができたことから、打ち上げ成功の際の喜びはひとしおだろうと今から楽しみです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
様々な分野の経験豊かな先輩がいる 電子機器事業部は、防衛・宇宙、車、産業機械、通信業界など多くの分野の設計に携われるチャンスがある事業部です。私は入社当時から希望した防衛・宇宙分野の製品開発に携わることができているため、より意欲的に取り組むことができています。
また、多くの分野の設計に携われるということは、その業界で長く培われてきた技術・知識に触れる機会がある、実際に触れた技術者がいるということです。普段の業務で悩むことがあった場合には、多方面からの見方ができる相談者が近くにいることは魅力であり強みだと思います。 |
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これまでのキャリア |
FOG用ファイバー巻線機:構造設計支援
先進技術実証機搭載装置:構造設計、強度/熱解析、試験
ロケット用慣性装置:構造設計、強度/熱解析、試験
宇宙実験装置コンポーネント開発:構造設計、強度/熱解析、試験 |