株式会社北海道産直センター

安心安全な新鮮野菜を年間を通していち早く消費者に届けるというのが、私たちのミッションです。当社（一部関連会社）では、ブロッコリーの栽培を行うファーム（農場）を北海道勇払郡むかわ町、福島県南相馬市、岡山県笠岡市、長崎県五島市、宮崎県児湯郡川南町の全国5カ所にもっています。北海道から長崎県まで、日本列島の南北両端ともいえる場所にファームがあり、年間を通してブロッコリーを栽培できるため、通年販売が可能。さらに、生産、販売、運送という流れを、自社と関連会社で完結できる体制を整えているので、農業生産法人でありながら食品メーカーや商社のような営業活動を行えるという、特化したビジネスモデルを展開しています。

当社では、農業を学びながら栽培や収穫などを実践できる環境を整えています。それは、農業に情熱をもつ人なら、誰もが活躍できる場をつくっていきたいと考えているからです。土壌学、気象学などの基本から学べる機会を設けているほか、栽培技術についても現場での経験に加えてしっかりと指導する場を設け、体系的に指導して成長をサポート。栽培のプロフェッショナルを目指すことができます。そして、農場の現場を動かす力がついた後は、農法経営や事業運営に参画していくことができます。また、誰にでも、どんなことでも相談できる風土があり、仲間同士で支え合って仕事をしていることも、当社の特徴といえるかもしれません。

全国5つのファームで働く社員の平均年齢はおおむね30代前半。若手が中心となって動かしている農場といえます。「農業と流通に革（あたら）しい風を吹かせる」という当社の理念に共感し、全国から集まったメンバーが、一つのチームという意識で協調性をもって日々、ブロッコリーの栽培に取り組んでいます。一人ひとり価値観は異なりますが、お互いの個性を尊重し、積極的に理解しようとするなかで、それぞれが人間的な成長を遂げていける環境といってもいいかもしれません。農業という仕事は自然に左右され、思うようにいかないこともある厳しい仕事です。けれども、だからこそ仲間と取り組んで達成する収穫の喜びも大きくなります。