業種 |
政府系・系統金融機関
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本社 |
福井
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私たちは、1948年の設立以来、中小企業が金融機関から融資を受ける際に、「公的な保証機関」としてその債務を保証し、資金調達のサポートを行ってきました。いわば中小企業と金融機関との架け橋のような存在です。金融支援と経営支援を通じて、中小企業の発展と地域経済の振興に力を尽くしています。
日本の全ての都道府県に存在する「信用保証協会」。信用保証協会法に基づき、中小企業の金融円滑化のために設立された公的機関です。福井県では全国でも早い時期に設立され、75年に渡って中小企業を支え、地域経済に貢献してきました。大企業に比べ、中小企業は融資を受けにくかったり、融資額や条件において不利になったりすることが少なくありません。それらを解消し、スムーズに融資を受けられるよう公的に保証するのが私たちの役割です。また、自然災害や感染症など予期せぬことが起きた時には、セーフティネットとしての役割も担います。中小企業の「困った」を受け止め、ともに歩み続ける――それが私たちの使命です。
信用保証は、中小企業が融資の保証を私たちに申し込むことでスタートします。それを受けて私たちは、事業計画・経営計画などを審査し、保証の諾否を決定。保証できる場合は、金融機関に信用保証書を発行し、融資が受けられるようにします。融資実行後、何らかの事情で返済ができなくなった場合は、私たちが中小企業に代わって金融機関に返済し、その後は中小企業から私たちへ返済していただく、という流れになっています。そのすべての過程に関わるので、話を聞きとる姿勢やコミュニケーション力、寄り添う気持ちが大切です。どんな時にも中小企業にとって役立つ存在であり続ける――それも、私たちの使命です。
資金調達と一言で言っても、設備の導入や資金繰りの安定、経営改善など様々な理由や目的があり、また創業や事業継承などの会社の将来のためというケースもあります。こうした多岐にわたる課題やニーズに対応すべく、専門部署の創設、相談窓口の設置、セミナーの開催などによって、幅広く、かつきめ細やかに課題解決のための取り組みを行っています。また、この取組みの一環として、中小企業診断士等の専門家を派遣する経営支援強化事業も実施。課題解決に向けた支援に積極的に取り組んでいます。少子高齢化や人口減少、ICT化など社会の大きな変革を乗り超えるため、幅広い課題解決に対応する――それもまた、福井県信用保証協会の使命です。
事業内容 | 県内中小企業への信用保証・経営支援 |
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設立 | 1948年12月1日 |
資本金 | 基本財産 182億92百万円(2024年3月末現在) |
従業員数 | 役職員数51名(2024年3月末現在) |
売上高 | 保証債務残高 1,537億5百万円(2024年3月末現在) |
代表者 | 理事長 豊北 欽一 |
事業所 | 福井市西木田2-8-1 福井商工会議所ビル内 4・5階 |
企業HP | https://www.cgc-fukui.or.jp |
根拠法 | 信用保証協会法(1953年8月10日法律第196号) |