これが私の仕事 |
温度変化を制御する赤外炉のモデル化 ガスの温度変化を制御する赤外炉のモデル化を進めています。伝熱や流体の物理現象の関係式を組み合わせた簡単なプログラムを作り、実際の代表寸法や発熱能力などをもとに行った実験の条件を与えてシミュレーションします。シミュレーション結果が実際の実験結果と違ったら、関係式や代表寸法の前提が違うという事になります。これを地道に繰り返すことで、ノウハウを関係式という形で蓄積する事が出来ます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
F1エンジンに採用 大昔の技術を使った装置をF1のエンジン開発ベンチに納入できたことです。開発課での最初の仕事が、オイル消費計測器の商談対応でした。2,30年前からあまり更新されていない技術を使って、高い計測精度を満足する必要がありました。F1エンジンは当社の歴史のなかでも前例がなく、誰も知見がない中で精度計算をする必要がありました。商談にあたり十分な計測精度を出せるか試算するツールを作り商談先と共有、要求される制度を満たす試験条件を詰めて、受注にこぎつけました。結果的に製品として大きなブレイクスルーは必要なかったので、特に問題なく納品。納入後すぐにリピート品の受注が来たときにホッとしたのと報われた気がしました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
授業では体験できないことを現場で 端的にまとめると、ガスのセンシングが面白そうだったからです。学生の時に触れられるセンサは整った組成の中で能力を発揮するものが多く、それが当然だと思っていました。排ガスの中の一つの成分を精度よく計測するというのは当時インパクトが強く、分子の持つ物理特性や化学特性を使って成分毎に異なる原理で測るという事に興味を持ったのがきっかけです。 |
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これまでのキャリア |
技術部技術課(機器調整係 3年間)→ 技術部機器開発課 兼 電気設計課(6か月)→ A&D(親会社)出向(4か月) → 開発部開発課(現職4年) |