東邦電機工業株式会社トウホウデンキコウギョウ

東邦電機工業株式会社

鉄道信号/通信/保安用・車両関連機器/設計/開発/製造/販売
業種 総合電機(電気・電子機器)
商社(電機・電子・半導体)/通信/情報処理/機械設計
本社 東京

先輩社員にインタビュー

技術部 設計部
金井 優太(30歳)
【出身】東京電機大学  工学部 機械工学科 卒
【年収】非公開
これが私の仕事 CADを駆使して、鉄道信号や踏切に関する設計を行う。
当社では、信号機や踏切警報灯など
鉄道関連の多様な機器を製造しています。

私の仕事は、お客様からのご要望に沿って
営業からあがってくるこうした機器の
設計オーダーに応えること。

強度や使い勝手はもちろん、
鉄道会社によって細かく規定された
信号機の色や音から電圧など、
多くの条件を考慮しながら
2DCADを駆使して図面を作成します。

設計図面を製造工程にまわした際、
板金誤差で操作に影響が出たり、
塗装時の塗膜が思いのほか厚くて
機器の開閉に齟齬が発生するなど、
PC上の図面と現実の製造場面との
ギャップを想定しきれなかったことも
少なからずありました。

しかし、自分のアイデアや機構構造を
実現できるようになるのは大きなやりがい。
これからも、着実に一歩ずつ
成長していきたいと思います。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
いつもの駅で、自分の担当した製品が動作している。
駅や車庫入口に、
LEDのドットで数字を表示する機器が
設置されているのをご覧になったことは
ないでしょうか?

私は、まだ設計部に配属されたばかりの頃、
この製品の設計を任されたことがあります。

もちろん新規開発ではなく、
既存製品を流用しながらの作業。
表示させる文字に合わせて
筐体をひとまわり大きくすることになり、
その際、筐体の強度が落ちないような
設計を求められました。

しかし当時は知識も経験もなかったため
この課題に苦戦…。ひとりでは無理なので、
板金の協力会社や製造ラインから
たくさんの意見と助言をもらい、
どうにか図面に反映させて
製品化へとこぎつけたんです。

苦労しただけに、通勤時の電車から
その製品が鉄道運行を支えているのを見ると、
今でも感慨深い気持ちになりますよ。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き ものづくりも鉄道も大好きだから。
小さなころから
工作や手を動かすことが好きで、
ものづくりというものに
興味津々な子どもでした。

また、鉄道も好きだったので、
就活では鉄道関連の機器を
製造するメーカーに注目。
その流れで当社を知ったんです。

部分的に担当するのではなく、
打ち合わせから関わり、
設計→試作→検証→製品化
と一貫して携わることができるのは
当社ならではの特徴。

また、電気分野など
機械以外の知識を得られることにも
魅力を感じ、迷わず当社を選びました。

今はまだ既存の機器しか
扱っていませんが、ゆくゆくは
自らアイデアを出し、
全方向踏切警報灯のように、
全国で利用されるような
まったく新しい画期的な製品を
生み出せたら最高ですね。
 
これまでのキャリア 2013年4月 新卒入社~研修1年間
2014年4月  設計部に配属/現職8年目

この仕事のポイント

職種系統 機械・電機・電子機器設計
仕事の中身 生活基盤や社会インフラを作り上げる仕事
仕事のスタイル 機敏なフットワークと行動力が必要な仕事
仕事でかかわる人 その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
仕事で身につくもの 新しいモノを生み出す力が身につく仕事
特に向いている性格 最後まで自分でやらないと気がすまない人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

一番大切なのは、
自分がどんな業界で働きたいのか、
その業界でどんなことをしてみたいのか、
何か実現したいものはあるのか、
そんなことを考えてみることだと思います。

そのうえで会社説明会や見学会に行き、
自分の考えとマッチしているかどうか
吟味すれば、入社後に後悔することも
少ないのではないでしょうか。

短い期間の中ではありますが、
就活は一生を左右するかもしれない
重要なイベント。前向きな気持ちで
しっかり取り組んでほしいです。

東邦電機工業株式会社の先輩社員

鉄道会社からのオーダーに、開発技術で応える。

技術本部 開発部 開発一課
野口 雄一
関東学院大学 工学部 電気電子情報工学科

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