日東河川工業株式会社

日本の国土は山地や森林が多く、降水量も豊富。飲み水はもちろんのこと、田畑をうるおす農業用水、ものづくりを支える工業用水など、豊かな水資源が私たちの暮らしを支えています。水は24時間365日、当たり前のように私たちのもとに届きますが、その“当たり前”を支えているのが、ダムや河川設備です。河川の逆流を防ぐ昇降ゲートや、流れてきたごみを除去する除塵設備、ゲリラ豪雨による水害から暮らしを守るポンプゲートなど、当社が設計・製造・施工する設備が、水の安定供給や水害被害の軽減・防止に大きく貢献。こうした河川設備のほか、水管橋や可動橋といった橋梁建築なども手がけており、全国各地で約2万5000件以上の実績を誇ります。

河川設備の設計から製造、設置工事まで手がける当社の仕事は、さまざまな職種が力を合わせて行う、スケールの大きなものづくりです。主な取引先は公共設備を手がける官公庁で、営業職は受注に向けた情報収集や技術提案、積算、現場の施工管理などを行います。社内外の多くの人と連携しながら、ひとつのプロジェクトをまとめる役割を担うため、折衝力が必要とされるポジション。前向きで成長意欲を持つ先輩社員が多く活躍しています。河川設備は地域性や目的に合わせたオーダーメイドが基本となるため、設計や製造に携わる社員はものづくりの醍醐味を味わえるはず。暮らしを守り、地図に残る仕事をしている実感が、やりがいにつながります。

皆さんは普段、水門やダムなどの存在を意識することはありますか？河川設備メーカーである当社にとって、意識されないことは歓迎すべきこと。なぜなら当社が手がけた設備が役割を果たし、皆さんの当たり前の暮らしを守っている証だからです。近年、豪雨や台風などによる水害が目立つようになりました。街や暮らしを水害から守ることは、当社に課せられた大切な使命のひとつ。これからも技術向上に努め、果敢に挑戦を続けながら社会を支えていきたいと考えています。また本社工場がある自治体の鳥獣被害対策への協力や、食から日本を考える「ニッポンフードシフト推進パートナー」登録など、社会や地域への貢献にも力を注いでいます。