株式会社あおい総合設計

当社では緻密な構造計画・計算により、ローコスト建築の設計手法を開発。それが「AES(R)建築」「AES(R)改修」です。ローコスト建築というと、品質や強度の面で良い印象を持たれないかもしれませんが、当社のローコスト建築はまったくの別物。構造をシンプルにしながら、建築基準法が定める数値をクリアした強度を確保できます。その優れた特性が話題となったのが、2016年の熊本地震です。震度7が2回あったにも関わらず、当社が設計した5つの店舗が無傷だったことで、全国的に知られるようになりました。他にも無柱大空間を実現する「ローコスト大スパン工法」により、工場や倉庫などの大型施設のスペースを効率化するローコスト建築が可能です。

「設計部門」と並び当社の柱となっているのが「省エネ部門」です。この2つの部門が連携することで、オリジナルの設計手法を生み出しているのです。代表的なものでは、魔法瓶の原理を応用した「熱反射工法」により、夏は10～15℃涼しく、冬は3℃暖かい屋内環境を実現。夏に工場や倉庫で作業する従業員の熱中症対策になるばかりか、空調設備の光熱費削減につながり、さらには結露が抑えられることで建物が長持ちします。当社が設計した省エネ改修の事例は全国で約700件にのぼり、中には光熱費5割減を達成した工場も。こうした省エネ技術とローコスト建築が評価され、自治体や民間企業の企画デザインコンペでは、50％を超える指名を獲得しています。

6年連続で健康経営優良法人（中小規模法人部門）に認定されている当社。これは経済産業省の認定制度であり、健康経営を実践する優良な法人を「見える化」することで、社会的な評価が得られる環境整備を目的としたものです。当社は「社員は人財」という理念のもと、積極的に健康経営に取り組んできました。設計の仕事はデスクワークで運動不足になりやすいこともあり、社内に運動器具を設置したり、社員全員に歩数計を配布したりするなど、日頃から適度な運動を推奨。また、社員全員にPCR検査とインフルエンザ予防接種を実施するなど、感染症の蔓延防止も徹底。これからも経営的な視点から、社員が健康的に働ける環境づくりに邁進していきます。