私は調剤専門の店舗、OTC・調剤併設の店舗での勤務経験後、教育店舗の機能も兼ねる薬局の管理薬剤師・薬局長になりました。現在はこれまでの現場経験を活かし、指導・マネジメントの業務に取り組んでいます。指導においては、調剤の技術指導はもちろんのこと、接客・サービス力に長けた薬剤師を育てることが大切なテーマです。スタッフ一人ひとりの対応力を底上げし、患者さまから指名される薬剤師、かかりつけ薬局として選ばれる店舗を目指して、スタッフ一丸となっています。―齋藤亜津子

当社は、温感パップ剤、経皮吸収型消炎鎮痛パップ剤を世界に先駆けて開発。圧倒的なシェアを誇るメーカーです。ハップ剤は、局所作用をもたらす製剤として利用されてきましたが、近年、全身作用をもたらす貼付剤の開発が進行。当社も経皮吸収剤分野のパイオニアとして開発に注力しています。全ての開発の中心となるのが製剤開発部であり、薬学出身者は、製剤評価を含めた製剤設計を担っています。学術情報を提供する役割を担う者もいます。薬学出身者が、ものづくりのコア部門で活躍できる会社なのです。

医薬品の有効成分である「原薬」から、医療用医薬品・一般用医薬品（OTC薬）など「製剤」の製造を一貫して手がけている当社。国内医薬品メーカーの約９割との取引実績があるほか、大手医薬品メーカーの受託製造、ジェネリック医薬品の開発・製造から、健康食品などの販売までを行う”ハイブリッド経営”により成長を続けてきました。原薬の開発から行っているため、特に化合物の構造への理解など有機化学の知識・研究経験を生かすことができますが、業務内容が多岐にわたっているので幅広い知識が役立つ環境です。

調剤薬局でもこれからはAIやIoTの技術導入が進み、「ルーチン・マニュアル・事務的」な仕事が増えていくことでしょう。そんな潮流に異を唱え、人と人だからこそ理解し合える表情や感情、共感し合える出会い、生まれる信頼関係などを大切にしているのが私たちヤマグチ薬局です。薬剤師自らがその場に最適な対応方法を考え、患者様と向き合う。他社では多い薬剤師へのマニュアル・ノルマをあえて全社統一にはせず、100店舗以上を超えるチェーン薬局では異例の取り組みを貫き、独自性の強い薬局として業界内でも存在感を発揮しています。

当社は“優れた医薬品を世の中に提供する”を信条として、創薬研究から患者さんが使用し易い薬を提供する為の製剤技術開発まで、一貫して取り組んでいます。当社では特定分野のスペシャリストを育成するだけではなく、ジョブローテーション等を活用した『薬のゼネラリスト』も育成しています。研究開発だけでなく、品質管理や工業化の際に欠かせない生産工程を知ることなど、多くの経験をしてこそ、良い医薬品を開発できる人財になれると考えています。薬学部出身の皆さんには広い視野を持って多くのことをチャレンジしていただきたいです

中央薬局グループは、埼玉県北部エリア・群馬県南部エリアで薬局を展開している地域密着企業です。その中で私たち薬剤師は、薬学部で学んだ知識を活かして調剤や患者様の様々なお悩み・ご相談にお応えしています。また、グループという組織力を活かして、合同勉強会兼懇親会などコミュニケーションを取りながら日々更新される情報も積極的に収集！患者様、医療機関、そして私たち薬剤師の連携をより強固なものにして、地域医療の新しい形を創りあげています。地域に根差し、共に質の高い医療サービスを提供してくれる方を求めています。