株式会社舞浜倶楽部

「銀座カンカン娘」を弾いたり、ペンと紙で会話したりの日々。

鈴木瑞菜は国際学部を卒業して2021年に入社。老人ホーム「富士見サンヴァーロ」の介護職としてスタートを切った。
「高齢化が進む社会で、介護はますます重要になると考えたからです。知識もスキルもなかったけれど、新人一人ひとりに先輩のプリセプターがついて、独り立ちできるまでサポートしてもらえるなど、教育研修が充実していたので安心でした。少人数でチームを組み、助け合いながら進めるワークスタイルも魅力でしたね。実際、何でもプリセプターに相談できましたし、チームの皆さんもやさしく教えてくださって、3年目の今では自分がプリセプターとして後輩を指導する立場まで成長できました」
さらに、ある認知症のご入居者様と接するなかで、言葉はほとんど話せない方だったが、会話したいお気持ちはあると察して、ペンと紙をお渡ししたところ、少しずつ文字を書いてくださってコミュニケーションを取れるようになったのだ。
「娘さんにも喜んでいただけましたし、お一人お一人に寄り添ってQoLを高める当社の介護職ならではの感動を肌で感じ取れました」
この成果を鈴木は社内の認知症事例報告会でプレゼン。日本認知症ケア学会でも発表する予定だという。