これが私の仕事 |
フィルムに塗布する「塗工液」の応用研究開発 スマートフォン、医療機器、自動車関連、電子回路部品など、様々なメーカーから寄せられる課題を解決し製品化へ導くのが私の仕事です。現在、主に担当しているのは、モノづくりの工程の中で使用される保護フィルムの応用研究。「高熱から製品を保護するけど粘着剤が残らない粘着性フィルムを開発してほしい」など、お客様から寄せられる高度な課題をテーマにしながら、仕事に取り組んでいます。学生時代に研究室で実験をしていた頃と同じような流れで、仕事に取り組んでいますが、社会人として「結果を出さなきゃならない」という強い意志と責任感がモチベーションに繋がっています。狙い通りの結果を出すために、日々トライ&エラーを繰り返しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
失敗し続けた研究結果から、成果につながるヒントが生まれた! 学生時代は研究職がやりがいある仕事だと思っていましたが、企業に入って研究に携わると「結果」という責任がついてまわりますから、1年のうちのほとんどが大変な日々だと感じています。いままでどこの会社も実現したことの無い成果を追い求める仕事ですから、当然だと思います。その中でもやはり日々の研究から成果につながる道筋が生まれたときは「やっぱり自分は研究職が好き」と感じます。あきらめずに実験を続けて、たくさんデータを取ることで、何がダメなのか、何がいいのか傾向が見えてくることがあります。世の中にまだ存在しないけれど、あったら良くなる、課題が解決する、そんな技術を開発すること。一歩一歩ゴールに近づいていく道筋が、この仕事の魅力です。ときには特許を取得するような技術を開発することもあるんですよ。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
地元で研究開発職を探していたら、この会社に出会いました。 学生時代は化学と物理を専攻していて、フイルムについても学んでいましたから、自分の専攻が活かせる研究開発職を探していました。自分が学生だった約10年前は、自販機のディスプレイ、液晶TV、携帯電話などが、どんどん薄型になっていく時代。会社説明会で事業内容を聞いて、これから伸びる会社だと可能性を感じたことが、入社の大きな決め手になりました。世界で数社しか保有していない技術など、当時の私には「なんてやりがいのある会社なんだ!」とうつりました。実際に、この会社に入って感じるのは、自分たちの技術が最先端の製品を支えていること。世の中の最先端を支えていることに誇りを感じますね。 |
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これまでのキャリア |
製造部で数年、フイルムの基礎を学びました。
その後研究開発部門へ配属となりました。 |