大北農業協同組合

『JA大北』は、大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村の南北に細長い地域をエリアとして、長年にわたり地域の農家さんと共に農業振興に取り組んでいます。現在の組合員数は12,354人（正組合員7,485人、准組合員4,869人）です。農業を営む方を中心に、多くの方に当組合のサービスをご利用いただいています。組合員である農家の方が収穫した農作物の優位販売を目途に、年間の農産物販売高は約28億円となっています。近年は農畜産物の販売場所を拡大しており、JAの施設だけでなく、スーパーやコンビニなどに直売コーナーを設けるなどして、地元農畜産物の地産地消にも力を入れています。

農業に関連して幅広い事業を展開している当組合では、営農指導に力を入れ、農業経営のノウハウを持った営農指導員が在籍し農家さんと密接に関わり、営農に関する技術指導だけでなく、農薬の適性指導や栽培履歴記帳の徹底を促すなど、幅広い指導を行うことで、安心・安全な農畜産物をお届けしています。また信用事業では農業経営に必要な資金、生活に必要な資金、暮らしに必要な保障のとして共済商品など、様々なサービスを提供し密接な関係性を築いています。これからも農家さん、地域住民とのコミュニケーションを大切に、農家さんと消費者（地域住民）を繋ぐ役割を果たしていきます。

JA大北では、全国に先駆けて当JAが窓口となり、都市（消費者）と農村（生産者）を結ぶ手段として受入観光事業を行っています。自然体験、農作業体験等を通じ、人々との交流（ふれあい）を深め、農業の大切さを感じていただく機会を提供しています。大きな目的は３つあります。１つ目「地域（農村）と人の活性化」２つ目「第二のふるさとづくり」３つ目「次世代の消費者づくり」の3つを目指し、地域組合員・行政・諸団体等と一体となって都市農村交流に取り組み地域の農業振興に貢献していきます。