これが私の仕事 |
【化学】医薬品の合成ルートの探索や反応の条件検討 某製薬会社で医薬品の製造原価低減プロジェクトを担当しています。既存の医薬品を現状同様に高品質でより安価に合成するために、合成ルートの探索や反応の条件検討などを行います。
主に反応の条件検討を担当しています。
業務の流れとしては、どんな検討を実施するのかクライアントの方と議論した後、実験を実施し、最終的に合成した生成物を分析して品質を確認します。得られた結果や考察は資料にまとめ、月に2回ミーティングで報告しています。
大学の研究と異なる点の一つとしては、「フラスコレベルで反応が上手くいったとしても、工場の大きな容器でも上手くいくのか?」という点です。こちらを意識して研究に取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
研究業務に対する姿勢が認められたこと 定期的に行われるクライアント先と担当営業との評価面談で、配属当初から継続して高い評価を頂いていることに対して嬉しく感じています。配属当初はとにかく一生懸命に、かつ業務効率を考えて依頼された仕事をこなしていましたが、そのような場面であっても、しっかり評価していただけていました。
また、業務に慣れてくると実験量だけでなく考察を求められることも多くなり、私の考察内容が採用されて次の検討内容が決まることや、合成の製法が変更になることもありました。変更後の製法で以前より収率向上が見込まれ、クライアント先の方から感謝されたときは非常に嬉しかったです。
「いてくれて良かった・助かった」と言われる機会も増えており、業務に対する姿勢がしっかり評価され、認められていることを実感しています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
学生時代に培った経験を活かして研究業務に携わることができる 就職活動中は、学生時代に培った経験を活かすことができる企業で研究業務に携わりたい、と考えていました。配属先がどこになるかが未定のような企業もある中、テクノプロ・R&D社では、入社後一年目から研究職に携わることができ、かつ多くの企業で経験を積むことができると知り、興味を持ちました。
実際に入社後にクライアント先で勤務し、これまでに習得した研究の知識や技術を十分に活かすことのできる環境で業務ができていると感じています。当然、自分の知らない知識や技術を使用する場面や学ばなければならないことも多々ありますが、クライアント先の方々がしっかりと教えて下さるので、まだ入社一年目ですができることがかなり増え、成長できている実感があります。 |
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これまでのキャリア |
工学部の応用化学科を卒業した後、同大学の大学院修士課程に進学しました。M2のときに半年間、米国の大学へ留学し、研究生活を送りました。帰国後は博士課程へ進学し、2023年4月に当社へ入社しました。 |