北海道の土地の良さを活かした畑作農業を営んでいる当社。特別栽培基準野菜の生育管理・収穫・選果・出荷を手がけています。メインとなる農作物は、ミネラルたっぷりの海霧が降り注ぐ畑でつくった「清流だいこん」や「十勝海霧そば」。この土地だからできる作物を作っていくことが、地域の「真の豊かな暮らし」につながると信じ、長きにわたり、農業を営んでいます。
1993年に北海道で設立し、野菜を中心とした畑作農業を営む当社。私たちは大切なものを次世代につなぎ、真の豊かさをつくる「新しい農場のかたち」をつくりたいと考えています。その想いをより体現するために、2022年6月に「有限会社オーランドファーム」へ名称を変更。大石農産の「O」と新しい農場のかたちを表現する「LAND(ランド/大地・土壌)」を組み合わせて名づけました。農業を軸として、自給自足よりもう少し大きなスケールで、お互いが得意な分野を活かし、支え合って暮らしていく。昔の知恵と現代の便利さを両方取り入れて農作物を生産し、「もの」と「人」どちらも循環できる「真の豊かな暮らし」をつくっていきたいと考えています。
北海道という土地柄「雪が降る冬は作業できないのでは?」とよく聞かれます。雪に覆われると農作物が育たないため、冬場は畑作業を行っていません。ただ、当社では作業のない冬場もスタッフに給与を支給し、「自己鍛錬のための期間」を創出。来期に向けての勉強など、スタッフが安心して新たな取り組みに挑んだり、専門性をさらに深めたりできるよう、全力でサポートしています。そして、今後は新事業を取り入れた「新しい農場のかたち」づくりを計画中。例えば「畜産」「加工」など。加工事業ができれば、堆肥の製造や規格外野菜の活用が可能になり、メインは畑作→冬場は加工と1年を通して安定して働ける環境が実現できると考えています。
農業には長年の勘やノウハウが必要だと思われがちですが、当社ではベテランでも新人でも、誰もが同じ手順で高い品質の農作物をつくれるように、仕事の「見える化」と「標準化」を実施しています。仕事終わりに「良かったこと」「問題点・改善すること」「今後の行動」などを書く「KPT(ケプト)シート」を記入。次の日の朝礼で発表する場を設け、良かった点はみんなで共有し、課題についてはみんなで対策を考えています。また、画像をたくさん使用した見てわかりやすい作業マニュアルも完備。課題を「見える化」し、作業を「標準化」することで、日々の作業効率アップとさらなる品質向上を図っています。
事業内容 | 畑作農業(大根・蕎麦・緑肥)
※主に大根を中心とした特別栽培基準の野菜の生育管理・収穫・選果・出荷 |
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設立 | 1993年4月 |
資本金 | 2350万円 |
従業員数 | 8名(2022年6月時点) |
売上高 | 1億8000万円(2021年2月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 大石富一 |
事業所 | 北海道広尾郡大樹町芽武83-2 |
沿革 | 1993年4月/有限会社大石農産設立
2022年6月/有限会社オーランドファームに社名変更 |
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