新入社員研修だよりの7回目です。前回から、主力工場である三重事業所での研修の様子をお伝えしています。
今回はIT工場での実習を紹介します。
ここでの「IT」はIndexable Tool=刃先交換式工具のことです。IT工場は刃の部分を付け替えて使うドリルやエンドミルなどのボディ(本体)を作っています(刃の部分は三重事業所TA工場で作ります)。
実際に製品を作る際には、工作機械に加工プログラムを入力し、削るものの位置や、工具の移動量をプログラム独自の言語で設定します。
工作機械の操作は、削るものと工具のセッティングや、プログラムが意図通りのものとなっているかの確認など、動かす前の準備(段取り)がカギとなります。
新入社員からは「前準備の多さを実感し、製品1つを作り上げることの大変さを知った」「多品種少量生産であるがゆえに、一度の段取りで異なる型番を量産できるような体制がとられていることを知った」などの感想が寄せられました。
次回は三重事業所での新入社員研修紹介の最終回です。
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