株式会社日新工営

日新工営が手掛けている工事は、工場・病院・教育施設・研究所・企業の厚生施設・オフィス・商業ビル・住宅と多岐にわたります。その中で当社が最も得意としているのが、工場や倉庫・配送センターの建築です。一つひとつが大きな工事になるため、関わる人員・予算ともに大規模になることが多く、最終ゴールまでには多くの困難が立ちはだかります。しかし、それだけに建物が完成したときのやりがいも、とてつもなく大きなものがあります。私たちが手掛けた建物では、モノが作られ、流通し、人の動きが生まれていきます。建物をつくるということは「そこで生み出される価値をも産み出す仕事である」と言えるのでしょう。

建築工程において当社が担っているのが、上流工程である設計や施工管理。手掛けるプロジェクトは顧客企業から直接依頼されることがほとんどです。入札ではスーパーゼネコンと並んで、見積を出すこともあります。日新工営の企業規模は建設業界の中では決して大きい方ではありません。なぜ、当社が元請け企業になることができているのでしょうか。その答えのひとつは当社の仕事に対する姿勢にあります。新築にこだわらず、改修工事や工事規模の小さいものも積極的に引き受け、全力で取り組んでいます。新築や大規模プロジェクトに比べると受注額は小さくなりますが、顧客企業のニーズを細かく把握することで、強固な信頼関係を築けています。

入社後に担当する施工管理の仕事は、建築現場において監督的な立場にあります。日々専門的な知識や経験が必要となりますが、「最初はゼロからスタートすればいい」と私たちは考えています。先輩がフォローするとは言え、きっとわからないことだらけで、戸惑うことばかりの毎日でしょう。そこで必要なのは、生半可な知識や経験ではなく、協力会社の職人さんたちと、きちんとコミュニケーションを取れる力です。年齢も経験も異なる人たちと一緒に、大きな案件に取り組むことで、20代のうちに大きな成長を遂げることができると思います。