これが私の仕事 |
クレーンやコンベヤ、物流機器を含めた製品のメンテナンス設計。 設計の仕事と聞いて、新しく物を作る新規設計を思い浮かべる人が多いと思います。
では、メンテナンス設計とは何なのか?
簡単に言うと、クレーンやコンベヤ、物流機器(以下、クレーンに統一する)の
お医者さんです。
機械も人間と一緒で、使っていくうちに色々な所に不具合が出てきます。
担当している機械の中には100年位前に作られた古い物もあります。
そんな機械たちをを直して生き返らせてあげるのが私達です。
例えば、小さい部品でいうとボルト1本の設計から、
大きいもので主要構造物の設計、能力UPまで多様に渡ります。
また、一人一機種担当ではなく、すべての機種にわたり仕事を行います。
よって、多種多様にわたり総合的に行う事で、
広い視野を持った技術者であることが私の仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
東日本大震災時にクレーンの復旧を行い社会の役に立っている実感を感じた。 東日本大震災が起こった当時、私は入社3年目でした。
そんな中、壊れてしまったクレーンの修繕工事を受け持ちました。
お客様の要求は、一刻も早くクレーンの復旧を行い、
物流の流れを復活させたいという事でした。
そこで、各部署間や製作工場等とのコミュニケーションを密に取り、
最短の納期で納めました。
お客様から頂いた感謝の言葉も嬉しかったですが、
それ以上に自分の責任を果たせた事が良かった。
私が受け持ったのは、震災復旧の全体から見れば小さい歯車だったかもしれませんが、
この歯車一つが欠けただけで、その影響はとても大きいものになります。
下手をすれば、全機能がストップする可能性もあります。
私のしている仕事は大小に関わらず、
社会の役に立っていることを実感できた、良い経験になりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
卓上の仕事ではなく、自ら行動しエンドユーザーまで関わりあえる仕事。 私は大学時代にフォーミュラSAEというモノづくりの活動をしていました。
その活動では、モノづくりの基礎はもちろんのこと、
支援して頂くスポンサー探しの営業活動を行うことで
エンドユーザーであるお客様が何を求めているのかを
理解するためのコミュニケーション能力も学びました。
その後、就職活動を行う中でIHI運搬機械と出会い
早いもので5年目になりますが大学時代の経験が本当に活かせています。
例えば、お客様の使用する機械で不具合が起こったとき、
まず行うことは不具合事項のヒヤリングと現地調査。
お客様の要望をヒアリングし、その結果をもとに設計する。
このように、現在の仕事は、卓上の設計だけで終わりではなく、
「始まり」から「終わり」まで、全てに関わりもてるところが面白いですね。 |
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これまでのキャリア |
メンテナンス設計(現職・今年で5年目)
※情報は掲載当時のものです。 |