これが私の仕事 |
エレベーターの表示装置用品をメインとした設計業務を担当しています。 私が担当しているのは
皆さんが普段何気なく見たり触ったりしている
エレベーターのボタン部分や
液晶部分などの表示装置の設計です。
エレベーターというと
“上り下りするカゴ”のような印象を受けるかもしれませんが、
実はとても奥深い世界。
私は初めてのエレベーターに乗ると
工場見学をしている気分になりますし、
病院や役所、工場、商業施設など設置場所によって
お客様から求められることが変わるため、
乗っているだけでつくった人の苦労や
頑張りが見えてくるほどなんですよ。
仕事をする上で大切にしているのは、
「乗った人の命を預かる気持ちで設計しろ」という先輩の言葉。
エレベーターの設計でミスを起こしてしまうと、
大きな事故につながりかねないため、
気を引き締めて仕事に取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
エレベーターを設計する際に、自分の仕事がその中心になれること。 どのエレベーターにも基本の形がありますが
中には特殊な構造のものもあります。このとき参考にするのが過去の設計資料。
先輩の仕事を参考にしながら、設計を行っていくんです。
しかし、キャリアを積むと過去の自分の仕事をなぞる形で
お客様のオーダーに応える機会が徐々に増えてきました。
…ということは私が設計した用品が、後輩の仕事のベースとなるということ。
自分の成長を感じられて、とてもうれしく思いました。
現在はボタンを非接触型に変更する仕事も多いのですが、
性能が非接触型じゃない用品に比べ見た目は同じでも内部の構造が変わっている為、
設計する際は気を付けるところが沢山あります。
その安全性を維持しつつ、実現するのが腕の見せどころ!
エレベーターに乗るときは皆さんも気にしてみてくださいね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
運命に導かれるように、多種多様な設計をしている弊社に辿り着きました。 子どもの頃からパン屋になるのが夢で、
高校時代、担任の先生にそのことを伝えました。
するとパン屋の仕事の大変さと同時に、
「パンを焼くときに使う機械をつくれば、
間接的にお前がつくったパンを食べてもらえるぞ」
と言われ、工業系の大学に進学したんです。
そして大学で就活をする際、
パンをつくる機械を設計したいと
研究室の講師に伝えたところ、
「最初から道を狭めるのではなく、
いろいろな経験を積んだ方がいい。
それで諦めきれなければ、パンの道に進めばいいのでは?」
というアドバイスをもらいました。
そして辿り着いたのがエレベーターや
自動車用品、プラント設備設計など
多種多様な分野で活躍している弊社。
ネットで検索して1社目に出てきた会社なので、
ひそかに運命だと思っています。 |
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これまでのキャリア |
2017年4月入社 FA第一事業部 機械システム一課(現職) |