これが私の仕事 |
高齢者施設の生活相談員。ご利用者様、ご家族、関係各所をつなぐ 生活相談員の仕事は、施設入所の相談・調整、入所後のご家族への連絡など多岐にわたります。ご利用者やご家族からの相談はもちろん、何気ない会話の中から「どんな生活をしていきたいか」「何に困っているか」を見つけて、それらを解決するために連絡・調整するのも仕事の一つです。例えば、「時々散歩ができたらいいな」「好きなお菓子が買いたいんだけど」などのご希望を、ケアマネジャーなどの関係各所につなげて調整します。その結果、生活の楽しみやハリが生まれたご利用者のご様子をみて、自分も力をもらっています。現在ご利用者39名を担当しています。ご利用者やご家族の「思い・気持ち」の近くにあるよう心がけています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
介護スタッフと「お気に入り」を用意。ご利用者様の笑顔・会話が増えた! 特養の生活相談員を始めた頃、ある認知症のご利用者の入所受け入れを担当しました。入所時は周りをキョロキョロ見回して、不安そうなご様子でした。ご家族に生活歴をお伺いした際にお気に入りのもの・ことを知ることができたので、介護スタッフに共有し、「お気に入り」を用意してもらいました。しばらくするとお気に入りのソファに座り、好きな演歌を口ずさむご利用者の姿をみかけるようになり、表情も良くなっていました。施設のスタッフやその他関連機関にそれぞれの考えがある中、調整が大変なときもあります。一方で喜びも共有できる人が多いのは魅力です。生活相談員として、毎日全ご利用者のお顔をみるように心がけており、少しでも早く変化に気づくことができればと思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
未経験でも入職できる!みんなの顔が見える「ちょうどよい規模感」 もともと語学講師をしていたのですが、祖母が認知症の症状がでてきてデイサービスを使うようになり福祉業界に興味をもちました。福祉フェアなど就活イベントに参加したり、資格取得をし、いくつかの施設を検討しました。その中で京都市内からも通いやすく、未経験でも研修がしっかりしている当法人に入職しました。新施設がオープンするタイミングだったので全体研修も充実していましたが、その後も独り立ちするまで先輩社員とマンツーマンで仕事をしていけるので安心感がありました。また人見知りなので全職員の顔と名前がわかる規模感というのも魅力を感じています。 |
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これまでのキャリア |
語学講師(8年)→特養 介護スタッフ(1年)→ケアハウス 生活相談員(6年)→特養 生活相談員(3年)
ケアハウスでは、ご利用者より人生の先輩としてさまざまなことを教えていただくことも多かったです。 |