これが私の仕事 |
ゴム素材の発泡品について、素材選定から生産設備の改善まで担っています。 当社はPUF(ポリウレタンフォーム)の専門メーカーですが、ゴムを素材にした発泡品も生産しています。私は入社以来、ゴム素材の発泡品製造ラインに関わる生産技術の仕事をしています。入社当初は主に検査業務をこなしていましたが、次第にモノづくりそのものに関わるようになり、今では素材の選定で原料メーカーの方と打ち合わせをしたり、より効率的で生産性の高い設備づくりのために工夫を凝らしたりと、モノづくりの全体像を見渡すような仕事をさせてもらっています。
生産技術という職務ではありますが、製品開発の要素も持った仕事でもあります。たとえば今の製品より水をはじく効果を加えたり、軽量化したりと、新しい製品づくりの一端も担っています。そういう面でも、やりがいを感じられていますよ。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分が手がけたゴム素材の発泡品を使った製品を、店頭で見かけた時。 開発の一端を担った製品が世の中に出ていくことは、大きな喜びを感じられます。私が製造を手がけるゴム素材の発泡品は緩衝材として活用されることが多く、一般製品として表に出るものではありませんが、発泡品を使った製品を店頭で見る機会があると、やはり嬉しいものですね。
製品開発のスタートは、当社の研究所という部門で担っていますが、私たち生産技術を担う人たちも、その研究所で開発を進めた製品を量産化するためにどんな工夫をすればいいか、を考える仕事があります。言うなれば、新しい製品を一般消費者のもとへ届けるために必要な役割を担っている、ということ。自分の子どもが巣立っていく時の気持ちはこういうものなのかな、などと思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ウレタンという素材に、まだまだ秘められた可能性があると感じられたから。 私は大学院でバイオエタノールの素材や原料になるものを研究してきましたが、学んできたことを活かせる業界に就職したい、と思って化学メーカーや食品メーカーを中心に企業選びをしていました。そんな中で出会ったのが当社で、「ウレタン専門メーカー」というところに強く興味を引かれました。ベッドや枕など、自分にとって身近なところに使われている製品であり、それでいてウレタンには素材としての可能性がまだまだ秘められている、と感じられたのが、当社を選んだ大きな理由です。
入社以来、ウレタンではなくゴム素材を扱ってきていますが、このゴム素材の可能性もウレタンに負けないくらい秘められていると感じています。新しいオリジナリティを生み出せるかもしれない今の仕事は、自分にとってはとても面白いですし、やりがいも感じています。 |
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これまでのキャリア |
2009年に入社し、化成品事業部生産技術グループに配属。入社当初は検査業務を中心に担当し、次第にモノづくりの全体像が見渡せるポジションへ。現在に至ります。 |