これが私の仕事 |
いわゆる「生産技術」の仕事ですが、製品開発に設備面から携わりもします。 一言で言うなら、配属部署の名前の通り「生産技術」を業務としています。たとえば生産ラインで何らかの不具合があったり、ラインで作業するスタッフから「こうしてほしい」という要望があったりした場合、改善するために設備の改修を行うのは私の仕事です。
他にも新たな製品を生産ラインで量産化する場合、研究・開発部門のメンバーとともに素材の検討や設備の調整を行うこともあり、生産技術という職種の枠にとらわれず、製品開発の一端を担っている感覚もあります。社内にはPUF(ポリウレタンフォーム)の基本的なレシピがあるのですが、それをもとにしながら、お客様からいただくさまざまな要望に応えられる製品づくりに、設備の面から携わっている実感があります。難しい要望をいただくこともありますが、それを実現できた時はうれしいものです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
海外出張の機会を得て、自社の拠点や協力メーカーの工場を見学できたこと。 ふだんの仕事の中で感じられる喜びは、お客様の要望に応えられる製品を設備面から実現できた時に感じられますが、海外に拠点を展開する当社だからこそ感じられる喜びとして、海外出張の機会を得られることも大きな喜びと言えます。
2012年には約1週間、中国へ出張する機会をいただきました。それも業務としてというよりも、海外の原料調達の現状や動向を学んでくる、というニュアンスの強い出張でした。当社の中国の生産拠点ももちろん視察しましたが、協力メーカーの原料工場を見学できたのは、とても貴重な経験でした。研究所やラボも見学できましたが、その設備の充実ぶりには大きな驚きを感じたし、工場の規模の大きさに圧倒されました。今回の出張で学んだことを、日本に帰ってから自分が担当する設備に少しでも活かせたらいいと思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
環境への配慮と、面接や内定などの対応が素早かったことに好感を持った。 大学・大学院を通じて、赤外線スペクトルを使って地球上に存在しないような物質の存在を測定する研究を行っていました。大学に残る道もあったのですが、全てを知ったわけではないものの、自分が知りたかったことは成果として得ることができた実感もあったので、就職を考えるようになりました。
就活ではさまざまな企業の説明会を訪ねましたが、基本は「自分が興味を持てることを仕事にできそうな会社」という基準で会社選びをしていました。当社も含め、有機化学系のメーカーをいくつか受けていたのですが、中でも当社は環境への配慮をしっかりとホームページに打ち出していることに好感を持ちました。また面接の案内や内定など、選考プロセスのすべてにおいて、素早い対応をしてくれたことが、当社への入社を決めた大きな理由になりましたね。 |
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これまでのキャリア |
2008年に入社し、1年目は自動車向け製品の生産ラインでオペレーター業務を経験。その後、現在の化成品事業部製造部へと配属になり、生産技術業務に従事して現在に至ります。 |