みなさんこんにちは。
からあげ弁当の塩こしょうとレモン果汁はどちらを先にかけますか?
もちろんレモンが先の 採用担当 奈木野です(*^_^*)
寒かったり暖かかったり・・・みなさん元気でお過ごしでしょうか?
さて、前回に引き続きまして表層部のきずを探す検査手法の紹介です。
【浸透探傷試験】(PT:Liquid Penetrant Testing)
写真(上)はPTで溶接部の熱収縮により生じた割れ(赤色のすじ模様)を検出した様子です。
ちなみに写真(下)は、前回紹介したMTで同じ試験体を検査した様子です。
毛細管現象って聞いたことありますか?
温度計なんかもこれを利用しており、液体内に細い管を突っ込むと管の中を伝わって液面が上昇(下降)する現象です。
開口したきず上に浸透液(今回は赤色の液体)を塗布すると、
毛細管現象によりきず内部に浸透液が染み込んでいきます。
余分な浸透液を除去した後に試験面に現像剤(白色の微粉体)を降りかけると、きずに染み込んだ浸透液が同現象により吸い上げられてにじみ、赤色の模様を呈して可視化されるのです。
つまりレモン果汁が浸透液で、塩こしょうが現像剤といった感じ?
いや、ちがうな!?(^^;)