みなさんこんにちは。
いつも風邪は気合いで治す、管理部 奈木野です。
みなさんは、ちゃんと病院に行って医学的に治しましょう!
今回からシリーズで各種非破壊検査の概要を説明していこうと思います。
みなさんも、身の回りの生活用品が動かなくなったり
変な音が聞こえたりすると、
判らないなりにも、どの箇所がおかしいのか調べますよね?
これって、非破壊検査の基本中の基本なんです!
業界用語で”目視試験(VT:Visual Testing)”と言います。
人の目で、きずの有無や部材の変形、異常を検出する検査方法です。
誰でも出来るやん!そう思ったでしょ?
単純そうにみえて、これが一番難しい検査技術なんです。
人によってかわいい、かっこいいの感じ方はちがうでしょ?
(「お前の判断基準はよう判らん!」と言われますけども・・・)
目視試験は、それを定量的に判断しなければならないんです!
それに、何百個、何千個とある同じ形状の部品の中から、異状箇所を探さなければならないという、
観察力や洞察力、集中力も問われる検査です。
体が入らないような狭い場所は、
ファイバースコープや超小型CCDカメラなどを使って検査します。
ちなみに当社では、それらを搭載した自社開発ロボットも使用します。
胃カメラはつまり、”目視試験”にあたる訳です。
次回も引き続き、非破壊検査技術についてお送りします。
奈木野