みなさん こんにちは。
ソリッドコミュニケーション株式会社 採用担当です。
前回に引き続き、当社で活躍する社員をご紹介させていただきます。
当社では、文理の分野に関わらず、積極的に募集をしております。
ただ一方で、システムエンジニアという仕事からか、
文系の学生の方にとって、敬遠しがちな仕事なのかもしれません。
そこで、実際に当社に文系出身として入社した先輩に話を聞いてみることで、
少しでも文系の学生の方に、その苦手意識(?)を払拭してもらえれば幸いです。
この仕事をひと言でいえば、いろいろなものをいろいろな人とつくる仕事。
そこに文系も理系もないと思いますよ。
もう20年位この会社に勤めてそう思います。
論理的な思考は確かに理系の人が得意。
でも理系の人が全員プログラミングを勉強しているわけではない。
機械や化学を専攻してプログラミングはやっていない、という理系の人だっていますし、
文系の人だって論理的な思考はあります。
プログラミングをやっているか、やっていないか。
そこはひとつの観点としてあります。
プログラミングは入社前に少しかじった方がいいし、
もちろん入社したら勉強しなければなりません。
でもプログラミングがすべてではない。
プログラミングは仕事の一部でしかないんです。
プログラミングを学んだあとは、
詳細設計、基本設計と直接プログラムを書く仕事ではない仕事をしていくことになります。
プロジェクトの始まりは、例えば「通信できることとする」という文書の一文です。
それを基本設計、詳細設計と具体化していき、実際に動かすのがプログラミング。
基本設計や詳細設計にはシステムを欲しているお客様の意図をどれだけ汲み取れるかとか、
ヒヤリングからどれだけ背景を読み取れるかという力が必要です。
それはプログラムを書く力ではない力です。
だから文系の人も臆することはありません。
相手の望むことを想像できる力だったり、コミュニケーション力であったり、
そういうところで勝負できる仕事でもあるんです。
この仕事は、いろいろなものをいろいろな人とつくる仕事。
多くの人と関わりながら、ものをつくる。プログラミングのイメージが強すぎて、
その部分がみえにくいと思いますが。
私は今でも、入社1年目の頃にいっしょに仕事をした人と食事に行ったりしています。
そんな人との関わりもこの仕事の魅力のひとつです。
次回は、そんな彼が入社後から、今に至るまでの
経験談を交えて、文系出身のシステムエンジニアについて語っていただきます。