みなさん こんにちは。
ソリッドコミュニケーション株式会社 採用担当です。
前回に引き続き、当社に入社した彼がその後、
どんな個性を発揮していったのかを、ご紹介します。
営業経験はあってもITについては、まったくの未経験で入社したわけですが
意外とどうにかはなりました。最初の数カ月は手探りながら臨機応変にやっていましたね。
IT業界でも“対営業さん”の場合、相手も本当に専門的なことはわからないことが多いんです。
大枠さえわかっていれば、技術の詳細はわからなくても営業はできます。
でも“対クライアント”となると、そうはいきません。
1年目はクライアント営業とパートナーさんへの営業の両方をやっていたので、
営業する傍らで知識の吸収にも必死でした。
今でも専門技術全般からみれば、わからないことの方が多いです。
わからなければ、すぐに調べますし、調べたうえでわからなければ技術の人に訊く。
実はそのフローがとても大事。
まずは自分で考えてみることが必要で、仮説を立ててそのうえで訊けば、
相手は快く教えてくれます。
まあ、いきなり訊いても教えてはくれますが「何も考えてないじゃん!」って言われますよね(笑)。
未経験の方の面接でもよく訊かれます。
「IT業界の経験がないので、専門知識への対応が不安です」と。
自分がやってきたから、はっきり言えますが大丈夫です(!)。
日々吸収してもらえれば何の問題もない。
それより営業の仕事は、人間関係の構築が最大のミッションです。
相手の目をみて、明るく会話ができる。会話のキャッチボールができる。それがまず大事。
現在(2年目以降)はビジネスパートナー統括課を任されています。
この部署はビジネスパートナーさんの開拓や折衝を専門的に行う部署。
どれだけ信頼関係を構築できるかが問われます。特に現在はIT業界も人手不足。
ソリッドでなくてもパートナーさんにとってはいくらでも案件はあるんです。
その中でソリッドを選んでもらわなければなりません。
会社にとって「よりよく」、パートナーさんにとって「よりよく」。
その間に立つのがビジネスパートナー統括課の仕事。
時にはパートナーさんを思うあまり、「どっちの立場の人間なんだよ」と笑われることもあります。
でも間に立つ人間としてはそのくらいの気持ちは必要。
「関係の構築」にはWin-Win・相互依存の考え方は欠かせません。
この部署を任されて、かなり自由にやらしてもらっています。
営業の手法や管理の仕組み、受発注書やパートナーさんの手引書の無駄を省いたり。
当たり前のことを当たり前に言える。
通るか通らないかは別としても、まずは検討してくれる。それがこの会社です。
だって何でも提案できるんですよ。
例えば、現在、走り始めた教育事業もそのひとつ。
これは私の部署では初めて売りが立つ案件で、今後の一つの柱に育てていきたいと考えています。
前職を思えば、嘘のような社風。
だからこそ、やる気も一層起きますし、もっともっと良くしたいと本気で思えます。
働きやすい労働環境を求めての転職でしたが、「労働条件」だけでなく、「会社風土」にも恵まれたと入社してみて強く思いますね。