みなさん こんにちは。
ソリッドコミュニケーション株式会社採用担当です。
今回から計4回にわたり、当社の管理本部本部長より、
当社の理念やビジョンをご紹介させていただきます。
この人事ブログを通して、「ソリッドコミュニケーション」という会社に
興味をもっていただけると嬉しいです。
学生の皆さんも就職活動を通じて、多くの会社の企業理念に触れていると思います。
ソリッドコミュニケーションの企業理念は『幸せのある会社』。
この言葉だけだと、ちょっと漠然としていて、わかりづらいと思いますので
今日はこの意味をご説明します。
企業理念とは多くの場合、創業者の背景と密接に関係しています。
「なぜその事業を行おうと思ったのか」
「事業を通じて、どのように社会と関ろうと思ったのか」
創業時の強い思いが反映されていることが多いです。
ソリッドコミュニケーションもその点においては同様だと思います。
『幸せのある会社』。
この企業理念は、創業社長 金子健吾の起業までの辛い道のりをなくしては語れません。
金子の育った家は「貧乏であった」と聞いています。
金子が高校の時に父親の営む看板屋が倒産。
「借金の取り立てくらい、まだいい。お金のことで家族がいがみ合い、親戚がいがみ合う。それが嫌だった」。
金子はそう振り返ります。
就職した金子は、「貧乏から抜け出すために必死に働いた」そうです。
すると今度はその会社が倒産。
「多少偉くなっていたものだから従業員に解雇を言い渡す役回り。2ヶ月先に結婚式を控えている社員から、首だけは勘弁してくれと泣きつかれたり、自分より年上の人に“俺には家族がいるんだ”と悪態をつかれたり」。
そんな嫌な思いをしたそうです。
そんな過去を経験し、立ち上げた自分の会社。
「単に100億円稼ぐことなんて望んでない。
だけど、潰れない会社が欲しい。
高校生だった自分が経験したようなイヤな思いを、社員の家族にさせないように。
会社の業績不振で社員を首にしない会社が欲しい。
成人した自分が経験したようなイヤな思いを社員自身にさせないように」
そんな思いであったといいます。
「そして気づいた。何か居て楽しい空間。そういう空間をつくりたいんだって、
真剣に、心から、思えた。
売上金が100億なきゃダメか?そんなことはない。社員が1万人いなきゃダメか?そんなことはない。一部上場企業じゃなきゃダメか?そんなことはない!
幸せだったらいいンだ。でも、幸せじゃなかったら・・・それはダメだ!!」
次回は、そこからどうやって「幸せのある会社」という理念に行き着いたかを
ご紹介します。