これが私の仕事 |
自分の地元で自動車用メータの部品の製造工程を作っています! 自動車部品の中で運転手に一番多く見つめられている部品とは何でしょうか。皆さんいろいろ考えがあると思いますが、私が運転手だった場合、おそらくそれは「自動車メータ」と答えます。私たちは自動車の速度やエンジンの回転数、ガソリンの残量やシートベルトを付け忘れている事まで、メータを見ることで知り、気づくことができます。
メータは大小さまざまな部品で作られていますが、その中でも一番外側にあり、メータ内の精密な回路基板や綺麗な装飾を守っているのは、大物樹脂部品と呼ばれる部品たちです。また、一番外側にあるということは一番最初に目につくため、外観品質としても高いものが求められ、設備や検査に人一倍気を付ける必要もあります。そんな樹脂部品を作る製造工程を設計、改善することが私、生産技術としての仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
現場の方から頂ける「ありがとう」の言葉が何よりもうれしいです 量産開始前後には様々な問題が起こります。設備がうまく動かなかったり、製品品質が安定しなかったりなどなど。大量の不良品(品質の悪い製品)を作って現場作業者に迷惑かけたことも一度ではありません。成形工程の生産技術者として経験も知識も少ない私は、問題発生の度に様々な方に協力頂きなんとか問題を解決してきました。問題解決までは大変なことも多くありますが、解決したときに現場の方々から言われる「ありがとう」という言葉が私の疲れを吹き飛ばし次へ向かう力をくれます。
生産技術は良いものを作るため環境を整えることが仕事です。一人でできることはほんのわずかで、多くの人の協力を頂かないと解決できないことが大半です。多くの方を巻き込み少しでも大きな問題を解決することがこの仕事の難しさであり、楽しさであると思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
岩手から世界を見据えた会社づくりの魅力 以前より地元の岩手で働きたいという気持ちはありましたが、希望に合う仕事に巡り合えていませんでした。そんな時、デンソー岩手が新規事業の人員を募集している情報を頂きました。社会人になるまでデンソーという会社を知りませんでしたが、前職の自動車部品メーカーでデンソーという名を知り、その規模、事業内容、社員の方々の能力の高さに憧れすら覚えていました。そんなデンソーが地元の岩手で新規事業を立ち上げるという仕事に魅力を感じデンソー岩手に応募しました。そして受けた採用試験において、当時のプロジェクトリーダーから言われた「岩手から世界へ」という言葉と気持ちが入社を決めた最後の一押しです。 |
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これまでのキャリア |
前職:自動車用部品の設計(4年間)→製造技術(2年間)→
デンソー岩手へ転職:生産技術(現職・3年目) |