これが私の仕事 |
カリフラワー、キャベツなどの育種を担当してます カリフラワー、キャベツの担当になり、早9年がたとうとしています。育種は奥が深く、またセンスや偶然など決められた通りにしたから結果が出る仕事ではありません。日常の仕事は、研究農場の自分の圃場やハウスで同じチームの人間と、育種や他社品比較、自社品のテストなど、忙しくしています。出張も多く、栽培指導や作場の検定、また商品を外国で採種しているのでその圃場確認など、ワールドワイドに仕事をさせてもらってます。当社のカリフラワーが今インドで注目を集めていて、外国営業担当者とつい先日もインドに出張し、栽培指導をしてきました。育種は素材集めから系統を作るまで大変長く根気のいる仕事です。長年かけても新品種を生み出せない可能性もあります。大変ですが日々頑張って農場で働いています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
新品種ができた 毎年、今ある商品もマイナーチェンジをしたり、何品種も新しいものは作り出しています。ただ、その新品種も農家の方の試験栽培でいろいろな問題点が出たり、また大量生産をするにあたって問題点が出てきたり、なかなか商品化につながるものを作り出すのは難しいです。その中で、野菜品種審査会で農林水産大臣賞を受賞したときはうれしかったです。一番は生産者(農家)の方に受け入れられ、スーパーなど一般消費者に支持される品種を作り出せたときがうれしいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
野菜品種に特化したところ 当社は、野菜品種全般の育種をしています。花や牧草、農業資材などは積極的に展開はしていません。ということは、自分が今まで大学で研究してきた蔬菜の技術が生かせると思い当社を選びました。また農場を見させていただいたとき、気さくに話しかけてくれた先輩職員の影響も大きいと思います。情熱あるお話を聞いて、自分もブリーダーになりたいと心から思えて、その気持ちは今でももっています。 |
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これまでのキャリア |
入社後、一貫して農場勤務です。初めは栽培がきちんとできないといけないと、先輩ブリーダーのアシスタントという形で、栽培を主に担当しながら、先輩の傍で仕事をさせてもらいました。 |