これが私の仕事 |
CT(医療機器)のX線受光部の開発設計及び生産技術 製品を組立る為の装置や治具、また検査用の治具の設計開発に携わっています。組立の仕上り精度がレンジで10μmという非常に繊細なものの開発設計をしており、組み上がった試作品の仕上りが初めてスペックインした時の喜びは「逆に信じられない」という半ば驚きと共に「やればできるんだ」という自信にもつながりました。組立精度10μmの難しさは経験の浅い方には理解しがたいでしょうが、憶えておいて頂き、将来経験を積みながらその難しさを感じて頂ければと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分が設計した機械とじっくり向き合える環境に居られることが嬉しいです 開発設計/生産技術畑一色だったので、構想設計⇒組立図作成⇒部品図作成⇒見積依頼⇒部品手配⇒組立⇒調整⇒検証⇒改善⇒導入という一連の作業に携われ、とてもラッキーだと感じています。仕事をしていて嬉しさを感じるのは機械がスムーズに動いた時よりも、何かでトラぶった機械に張り付き、原因を突き止めて改善した結果、その機械が順調に動き始めた瞬間です。1日に1回程度しか出ない現象(トラブル)をつかむ為に監視カメラを仕掛けたり、微細な挙動を探る為に高速度カメラで観察したり。「何でだろう」と悩み続けていた原因が見え始めた時に少し安心。更に対策を打って想定通り症状が治った時「よっしゃー」と心の底から感じることができます。自分が設計した機械の面倒をみれる環境に就けていることに感謝し、大切にしていきたいと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
色々な機械を設計できる環境で仕事がしたかった もともと機械の設計事務所出身なので、色々な機械(量産品ではなく一品もの)を設計することが好きでした。1998年にアルプス技研に入社する時の転職活動中にハローワークでアルプス技研から色々な案件のリクエストが出ているのを見て、それまで業界のことを全く理解していませんでしたが、「この会社に入れば色々な仕事(機械設計)にチャレンジできるんだ」と感じ、エントリーして面接をしてもらいました。 |
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これまでのキャリア |
炭化炉の開発設計(4年間)→バッテリや記憶媒体の自動組立機械・梱包機械の設計・生産技術(4年間)→トナーカートリッジの自動組立機械の設計・生産技術(4年間)→医療機器の組立機械や治具の設計・生産技術(3年間) |