これが私の仕事 |
樹脂材料の総合病院。不具合調査から先端材料評価まで。 樹脂グループは、ゴム、プラスチック、FRP、接着・シール剤等の有機物材料を専門とした解析グループです。主な仕事の内容はFT-IR、GCMSや熱分析等を用いた物性調査、硬さ・引張・曲げ・疲労・クリープ等の機械的試験、光顕・電顕を用いた破面解析等です。サンプルはミクロスケール~構造物スケールと幅広い製品を取り扱っています。最近では、自動車業界のマルチマテリアル化の流れもあり、二種以上の材料が組み合わさった製品を取り扱う事が多くなってきました。そのため、従来の材料試験だけではなく、市場の動向に目を光らせながら、評価・解析技術の研究開発を行うのも大切な仕事です。常にお客様のご要望に対応できるよう、準備を怠らず、日々の勉強が必要なお仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様からいただく満足のお声が一番のやりがい。 私たちの仕事は、メーカー(技術)様だけではなく、ユーザー様、商社様と様々な立場のお客様からのご依頼があります。そのため、「困っているが、何をすれば良いか分からない」から始まることも少なくありません。そこで重視している事が、お客様は「何に困り、何を知りたいか」のヒヤリングです。ただ試験を行うのではなく、お客様の立場に立ち、ソリューションとして試験のご提案と結果の解釈を充実させていくことが必要となります。最終的に報告書を提出するまでには、打合せを幾度か重ねております。その中でお客様から「自分達では気付かなかった点への観察力に感服した」、「グループ会社へも推薦したい」など嬉しいお言葉をいただく事がありました。これらの言葉は自信と達成感に繋がっています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
決め手は、先端材料・技術開発に携わるチャンスが沢山ある職場。 私は、元々有機系の研究室出身という事もあり、メーカー志望でした。就職活動をしていくうちに、色んな会社のホームページを開き、会社見学に行き、様々な会社を知れば知る、「化学も化粧品も食品もどこのメーカーも面白そう!でも、絞らなくては」と悩んでしまった時期がありました。そんな中出会ったのが、分析業界です。受託分析は実際にモノを作ることはしませんが、多分野のメーカー様とお仕事ができ、多分野のモノ作りのお手伝いが出来る仕事です。オールマイティな知識が得られる!これだ!と思いました。分析業界の中でもネームバリューのあるJFEなら先端的な開発案件に携われるチャンスがあるのではと考え、志望しました。結果としては、自分が思っていた以上に大きな企業様とお仕事ができており、とても充実しています。 |
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これまでのキャリア |
材料評価部 (2016年4月~7月)
樹脂・複合材料評価センター (2016年8月~2017年3月)
マルチマテリアル評価センター(2017年4月~) |