就職活動中のみなさん、はじめまして、こんにちは。薬事課のIです。
今回は、「薬事課」という部署がどのような業務を行っているのかについて、2点ほどご紹介いたします。
1.校正業務
まずは、校正業務についてご紹介します。
皆さんもどこかで見たり、聞いたりされると思うのですが、化粧品には製品パッケージやCM、WEB広告など、様々な形で化粧品の宣伝が行われています。実際に、これらに使われている表現は、「医薬品医療機器等法(薬機法)」や「景品表示法」といった法律によって規制されており、この法律をきちんと守り、正しい表現ができているかをチェックしていくのが校正業務です。
例えば、「○○病院○○先生が推薦!」「他社製品と比べてうちの製品のほうが100倍効果的!」などの「一般の消費者に誤認を与えるような誇大な広告表現」が法律上してはいけない表現になります。
2.行政機関への手続業務
次に、行政機関への手続業務についてご紹介します。どのようなお仕事か簡単に言いますと、化粧品を作って売るための事前準備になります。
実は化粧品を作って売るにも、薬機法等の様々な法律で規制されています。
そのため、実際に化粧品をまず「化粧品を工場で作るための許可」と「お客様に売るための許可」をそれぞれ各都道府県知事に申請し、取得する必要があります。
そして、その許可を取得したのちに、「○○という商品を△△工場で作って販売します!」という内容を記載した化粧品製造販売届書という書類を各都道府県知事に届け出ることで、ようやく工場にて化粧品を作ることができるようになります。
このように、守らなくてはならないルールが多く、一つのミスが大きな損失につながることもあり大変ですが、お客様の商品を無事に販売するためにとても重要な仕事なので、かなりやりがいを感じます。
基本的に事務作業なので、PC作業の好きな方やコツコツ取り組める方におすすめです。
最後になりますが、就職活動中の皆さんが悔いのない就職活動になることを心より応援しております。