これが私の仕事 |
香料製造の奥深さ 現在は主に食品に使用されるフルーツ系の液体香料の製造を担当しています。1000種類以上ある原料の中から処方箋に書かれている原料を集め、計量して混ぜていきます。この混ぜる作業を調合といいます。調合というと理科の実験のようなイメージを持たれるかもしれませんが、まさにその通りです。毎日が実験をしているようで楽しいです。スポイトでたった1滴入れすぎてしまうだけで違う香りになってしまいまうので、難しさもありますが、そこがまた面白いところでもあり、集中力が鍛えられます。毎日違う香りを調合するので飽きがこないところも魅力のひとつです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
あの商品に入っていた! 一番嬉しかったエピソードは、子どもの頃から好きだったお菓子に自分が製造している香料が入っていたことです。当時は粉末香料の製造を行っており、少数のチームで作業していたため大変さもありましたが、自分たちがつくった香料が世界中で食べられていると思うと嬉しく感じました。今でも普段何気なく食べているものの中に、自分が作った香りが入っているかもしれないと考えるとワクワクします。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
目に見えない「香り」を作ることに興味をひかれました 大学では食品関係を専攻していました。就職活動中に食品メーカーだけでなく、間接的に食品に関わる仕事もあるのではないかと思い、炊飯器や冷蔵庫といった家電や添加物、洗剤などの業界を調べはじめました。その中で香料という香りを作る会社があることを知り、目に見えない香りをどうやって作るのだろうと興味をひかれました。大学で会社説明会が行われることを知り、これは何かの縁だと思いました。元々食べることが好きで、食べ物の香りがしてくると、美味しそうな香りだけで幸せな気持ちになりました。香りではお腹は満たされないけれど心が満たされる、そんな経験を自分が作った香料で広めて行きたいと思い入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
研修(2か月)→製造部(粉末香料製造:3年間)→製造部(現職・液体香料製造:5年目) |