これが私の仕事 |
旋盤の開発設計を行っています 私が所属している部門の役割は、工作機械の新機種開発です。その中で私は旋盤の機械設計を担当しています。機械設計では、市場のニーズや過去の実績をもとに、新しいコンセプトを決め、その仕様を満たすよう部品設計を進めていきます。ひと通りの設計が完了して試作機が出来上がると、実際に機械を動かして目標とする仕様を達成しているか評価し、不具合や改善点を洗い出します。修正を加え全ての評価をクリアした機械を市場へ送り出すことが開発設計の重要な使命です。設計から実機での評価まで、幅広い業務に携わることが出来る点が大きな魅力です。
現在私は、ユニット担当として使用する部品の設計と機器選定を行っています。まだ知識も経験も浅く、迷うことも多くありますが、頼りになる先輩方の助けを借りながら日々の業務に取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
手書きのアイディアを形にする 設計業務を始めて5ヶ月ほど経った頃、初めて形状をイチから考える部品設計を担当しました。担当した部品は機械搬送時に使用する部品で、取付スペースの関係上サイズや形状に多くの制限がある上、搬送時に作用する荷重に耐える必要がありました。描いた手書きイラストのアイディアをCADソフトを使用して3Dモデル化し、解析を行うという流れで試行を繰り返しました。そして、部品として成立する形になり、実際の機械で使用された時には達成感がありました。この経験を通して、完成した図面を見るだけでは気付かなかった部品寸法の意味、時には1mm以下の寸法差が意味を持つこと等、様々なことを学びました。今は機械の中の一部のユニットを担当する立場ですが、経験を積み、機械全体を見渡した設計ができる技術者になることが現在の目標です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ものづくりのための機械を作る仕事 就職活動をはじめるとき、漠然と"ものづくり"をしたいと考えていました。いくつかのメーカーの説明会に参加するうち、自分が工作機械に惹かれていることに気付きました。工作機械は、マザーマシンと呼ばれる性質上、多くのものづくり業界に関わります。自動車産業はもちろん、航空・宇宙、医療から日用品まで工作機械から作られる製品は様々です。そんな何でも作れる工作機械を自分の手でカタチに出来ることに魅力を感じ、この業界を選びました。中でも世界トップクラスのシェアを持つヤマザキマザックの製品は、機能、そして見た目のカッコよさだけでなく、オペレーターの操作性まで考えてデザインされていることを知り、入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
研修(約1年) → 機械設計(現職・今年で3年目) |