これが私の仕事 |
外装タイル用接着剤の開発 住宅建材用のうち、外壁にタイルを貼るための接着剤を開発しています。一口にタイル用といっても、使用場所が室内/屋外なのか、工場での機械塗布/現場の職人さんによる人的塗布かで求められる性能が異なってきます。さらにタイルを貼り付ける下地の種類、使用耐年数等お客様の課題や要望に合わせて接着性、耐久性といった性能を検討します。業務範囲としては、必要性能の確認、組成の検討・試験、現場評価、工場での初期生産立ち合い、製品の立ち上げと広い範囲で関わる仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
製品立ち上げの瞬間 製品開発の醍醐味といえば、製品が立ち上がる時だと思います。初めて組成検討から立ち上げまで関わった外装タイル用接着剤は、工事現場での取り扱い易さとタイルの保持力、接着剤としての性能が、こちらをあげればこちらが下がるといった三つ巴状態の中、組成の検討と、比較試験をひたすら繰り返しました。試行錯誤の末出来上がった配合を初めて工場で生産する際はうまくいくか緊張しますし、充填、包装して無事出荷する製品形態になったのを見たときは本当に感動したのを覚えています。そうして出来上がった製品がお客さんのさんの手に渡り、評価された結果追加注文が入った時は安堵と共に達成感がありました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
使用者の声が聞ける開発環境と職場見学での先輩方の雰囲気 就職活動をするにあたって重要視したのは、生活により近い製品の開発に携われることでした。もともと専攻していた化学が生かせる職を希望しており、いくつかの会社説明会に伺ううちに、より身近な製品の開発に携わりたいと考えるようになりました。その中でも接着剤は生活の様々な場面にある事と、担当テーマによっては実際のユーザー様から意見をいただきながら開発を行う環境に惹かれ今の会社を選びました。またインターシップや採用面接等を通じて感じた職場や先輩社員の方々の雰囲気が良かった点も、今の会社に決めた要因の一つです。入社して以降、お客様を含む様々な部門の人たちと関わって製品を作り上げていく仕事は、成果が見える分やりがいがありとても良い環境に恵まれたと感じています。 |
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これまでのキャリア |
入社~3年:研究第4チーム(建築用シーリング材の開発)
4年~現在:研究第4チーム(現職) |