まず最初に。
志望動機って、そのタイミングによって変わるものだと思います。
履歴書を一番最初に提出する時と、最終面接を受ける時。
あなたがその会社について知れば知るほど、志望動機も志望度合も変わるものです。
そこで今日は、2つの場面に分けて、志望動機を考えるためのヒントをお伝えしたいなと思います。
【エントリー・履歴書編】
まだ説明会にも参加していないのに/説明会を聞いただけなのに
志望動機を聞かれても困ってしまう、と思う方は多いことでしょう。
本当におっしゃる通りだと思います。
ですから、エントリーシートや履歴書に記載する志望動機は
あなたがその会社に興味を持ったきっかけを書いていただければいいのではないでしょうか。
例えば当社の場合、賃貸住宅の仲介業をメインで行っている会社です。
元々住宅業界に興味を持っている方であれば、どういうきっかけで住宅業界に興味を持ったのか。
その中でもなぜ賃貸業界で、そして当社なのか。是非掘り下げて考えてみましょう。
何を書いたらいいのだろう・・・
そう思ったあなたの場合、ナビ画面や説明会で
あなたがその企業について一番印象に残ったことは何なのかを考えてみてはいかがでしょうか。
例えば私であれば、元々住宅業界にはさほど興味があったわけではありませんでした。
ただ、当時の説明会にて
「不動産業界でのおもてなしNo.1を目指す」というワードがとても印象に残り
そこをきっかけに、当社の選考に進むことにしたのです。
ナビ画面や説明会の中で
あなたが一番印象に残ったこと=その会社について興味を持ったポイント
と考えてみれば、志望動機を作るヒントにもなるのではないでしょうか。
【面接編】
採用選考を進んでいく中で、
「履歴書を提出する時点ではそこまで興味があったわけではないけれど
選考を受けるうちにだんだん志望度が上がってきて、第一志望になった!」
なんてケースも、多々あることでしょう。
(かくいう私もそのパターンで、ご縁があって当社に入社しました^^;)
「面接官が話してくれたあんなエピソードが印象的で、志望度がよりあがった」
「採用担当の人がとても親切で、こんな人と一緒に仕事がしたいと思った」など
志望度が上がる=その企業に対する興味が増すきっかけって、多分いろいろです。
ですから、面接の場面で志望理由を問われたら
履歴書やエントリーシートでは書ききれなかったナマの声や感想、
会社に対しての熱い想いを是非ともぶつけてみていただきたいなと思います☆
あなたが企業について実際に感じてきたことを加えることで、
あなたの志望動機はぐっと深みが増すと思いますよ~!
最後に。
たくさんの企業を受ける方であれば、
逐一志望動機を考える作業は、大変なものでしょう。
でも、企業が受け取るあなたの履歴書は、たったの1枚です。
ひょっとすると選考を受けていくうちに、その企業があなたの第一志望になるかもしれません。
是非とも志望動機についても
1社1社、真剣に向き合ってみていただきたいなと思っています。